江戸川大学
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佐藤 秀樹

社会学部現代社会学科 講師
博士(農学)

JICA 青年海外協力隊(派遣国: エクアドル 職種: 野菜栽培)、農業・農村開発コンサルタント会社や環境 NGO 等で勤務し、国内外の農業・農村開発や環境活保全に関する業務に従事してきました。
ここ 8 年程は、主に、バングラデシュで小・中学校での生物多様性保全の教材開発と普及啓発、ユネスコ世界自然遺産に登録されているシュンドルボン( The Sundarbans )を舞台とした漁師のエコツーリズム開発、マングローブの花を蜜源とする天然蜂蜜の商品開発やクルナ市のウエイスト・ピッカー(ごみ拾い人)の労働・生活環境の改善等、住民参加型の環境保全と貧困削減の両立を図るための実践的活動およびその研究を行っています。

研究分野:環境保全対策分野
専門分野:環境政策、環境配慮型社会


主として、開発途上地域における環境教育や環境社会活動を研究テーマとして進めています。日本へは、開発途上地域等からエビやパーム油等が輸入され、私たちの食生活を支えています。しかし、現地では森林の伐採等により、エビ養殖場やパーム油プランテーションが開発されているという実態があります。地域における自然資源の適切な保全・利用・管理と共に、地域で暮らす住民の生活向上についても考えることが重要です。私たちは、開発途上地域の生活とつながりを持って環境問題の解決へ向けて対処していくことが、益々求められます。また、国連が2015年9月に定めた経済、社会や環境の各課題を横断的に考えて取組むための持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)の枠組みを意識することも重要です。

専門分野の魅力・学ぶ上で大事なこと


毎日、大量に排出されるごみや化石燃料の使用による二酸化炭素の増加に象徴される環境問題は、私たちの日常生活と密接な関わりを持っています。環境問題の解決に当っては、「政策」、「技術」と「教育」の 3 つのアプローチが重要です。その中で、環境配慮行動を促すための環境教育の考え方、アプローチ方法およびその具体的な取組みについて考えることは、とても重要です。

研究テーマ


私の研究では、環境教育、環境社会活動やSDGsの視点から、国内外の生物多様性保全、エコツーリズムの促進、天然蜂蜜等の非木材林産物の商品開発、里山農業保全、農畜林水産物の6次産業化、廃棄物管理教育や環境共生型地域づくり等、環境保全と経済発展の両立に関わる様々なテーマについて考察を深めます。

最近の研究活動


(1) 開発途上地域における都市の自然環境保全
バングラデシュのクルナ市をフィールドとして、都市住民の植林活動や同市の生物多様性保全をテーマとした教材開発による実証効果の検証等を、現地の協働 NGO と共に行っています。

(2)開発途上国における零細農村生産者支援
バングラデシュのシュンドルボンと対岸を接する地域の零細農村生産者を対象とした農作物の固有種子保存・利用、農畜林水産物の6次産業化やエコ・グリーンツーリズムの実践的な取組みとその研究を、日本のNGOや、現地の行政、企業、学校、NGO、専門家等と連携しながら進めています。

(3) 日本、韓国、台湾の 3 カ国における環境教育促進法の比較研究
日本、韓国、台湾の環境教育の専門家と共同で、3 カ国における環境教育促進法の特徴、共通点、相違点等を比較分析し、法律の運用効果について研究を進めています。

(4)SDGsに取組むための効果的なアプローチ方法に関する研究
市民および中小企業のSDGsに関する取組みや普及啓発活動の効果的なアプローチ方法について、市民グループ、研究者や経営コンサルタントの人たちと協働しながら実践的な検証とその調査研究を実施しています。

担当科目


環境社会学概論、環境と教育、インタープリテーション論(隔年開講)NPO・ナショナルトラスト論(隔年開講)、環境特論(エコツーリズム)、現代社会論(オムニバス形式)、基礎ゼミナール、現代社会基礎、現代社会演習、現代社会実習、専門ゼミナール、現代社会応用演習I・II、卒業研究

趣味


家庭菜園、魚釣り(特に、渓流釣り)、読書等