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ガイドライン・ポリシー

IR推進室取得情報の外部提供に関する方針

江戸川大学IR推進室(以下「IR推進室」と言います)では、教学をはじめとする本学の様々な情報を収集・分析し、結果を用いて学生満足度の向上、授業等の改善など、様々な活用を行い、またそれらを実施する学内組織や教職員に情報の提供をします。
情報を安全に取り扱うために、学内他組織及び教職員を含むIR推進室外への情報提供にあたっては、以下の方針を定めています。

1.IR推進室外の情報提供先

IR推進室が求めに応じて保持情報を提供するのは、江戸川大学内の学内組織(学科・研究所・センター・委員会・事務局など)と、研究のために情報の提供を必要とする本学の専任教職員です。警察が令状を持っての捜査に協力するといった特殊な場合を除いて、他所には原則として情報を提供しません。

2.個人情報の取り扱い

IR推進室で取り扱う情報は、学生の成績情報やアンケート結果など個人のプライバシーに深く関わるものも含まれます。そのため、これら個人情報を含む情報の取扱いに当たっては、以下の学内規程類を遵守し、より慎重に取り扱います。

  • 学校法人江戸川学園 個人情報保護規程
  • 学校法人江戸川学園 個人情報保護方針
  • 江戸川大学 個人情報保護に関する運用細則

また、調査等により個人情報を含むデータの収集を行う際は、利用目的の明示をはじめ、個人情報を抹消した上で外部への提供を行う場合があることもあらかじめ周知します。

3.外部への情報提供の手順

IR推進室では、室外からの保有情報提供依頼があった場合は、必要とする情報の種類、必要理由、取得した情報の活用方法、結果を公表する場合の方法を確認し、不備がないことを確認したうえで情報の提供を行います。
人を対象とする研究・分析がテーマの場合には、同時に「人を対象とする研究倫理審査」を受ける必要があり、その審査結果を踏まえて提供の可否を判断します。

4.情報提供可否の判断基準

IR推進室で外部への情報提供を行う場合、主に以下の点に留意して問題がないかを確認します。

  • 求める情報が実施内容に照らして必要最小限な範囲かどうか
  • 個人情報を取り扱う場合、不要な個人情報はマスクをかけて特定できなくするなどの適切な保護手段がとられているか
  • 本学として、提供してもよい情報かどうか
  • 取得した情報をさらに外部へ再提供しないことが明確か
  • 提供された情報が適切に活用されているかの検証が可能かどうか
  • 提供の合意を得ていない過去の情報を必要とする場合、インフォームドコンセントの代替措置として、ホームページ等で概要説明の上異議申し立ての機会を設けるなどの適切な対応がなされているか
  • 提供されたデータの活用結果が公表されるか

5.提供記録の保管と結果の検証

IR推進室は、外部にデータを提供した場合はその日時、提供先、提供した情報の内容を記録管理し、後に検証可能な体制を維持します。
IR推進室からの情報提供を受けた者は、取得した情報の分析・研究の結果を成果物として公表する場合は、その内容をIR推進室に必ず提出します。IR推進室は活用結果の確認を行い、不適切な利用がないかをチェックします。