国際交流

グローバル・スタディ・プログラム

グローバル・スタディ・プログラム(GSP)

現代はグローバル化が止めどもなく進行していく時代です。こうした現代世界に生きていく若者には、世界の英知を学び多様な考え方や異文化を理解して世界の人々と協同していくための基礎的な力をつけることが必要です。そのために本学は、世界の事実上の共通言語である英語の運用能力を向上させ、また国の内外で学習する多くの機会を提供したいと考えます。(江戸川大学国際化推進ビジョン)

その一環として「グローバル・スタディ・プログラム(GSP)」を立ち上げました。GSPの中核となるのは、1年次から始まり3年次後期に留学を目指す英語力強化プログラム。参加条件は入学時に英検2級以上の資格をもっていること。留学の基礎知識と英語勉強法を身につけ、TOEFLスコアアップを図るGSP専用科目を学び、2年次終了までにTOEFL iBT50を目指します。2年次終了までにGSP応募条件をクリアすると、江戸川大学の学費のみで、3年次後期に約8ヶ月の留学が可能になります。4年次は卒業研究や就職活動を行い、江戸川大学を4年間で卒業できるプログラムとなっています※。意欲あふれるみなさんの挑戦を応援します。

※人間心理学科及びこどもコミュニケーション学科の場合は、本学のカリキュラムの特性から4年間での卒業が難しい場合があります。

グローバル・スタディ・プログラム参加の特典[2024年4月入学者]

  1. 1.英検2級で学費+海外研修費用免除

     入学時に英検2級以上の資格を持っていると、初年次学費35万円減免+夏季海外研修費用免除
     (留学奨励資格特待生制度)

  2. 2.留学費用(約300万円)を支援!

     留学先の学費、往復の航空運賃、宿舎(食事付)代を大学が全額負担(返済不要)
     (海外留学特別奨学プログラム)

  3. 3.帰国後の学費55万円免除!

     留学を完遂し帰国したあとの学費は、半期分55万円免除
     (海外留学特別奨学プログラム)

入学~海外留学~帰国~卒業までの流れ[2024年4月入学者]

  1. 1.学費免除となる入学時の条件


    実用英語技能検定2級などCEFR対照表のB1以上の成績を取得※している方は、1年次の学費35万円を減免します。
    ※対象となる英語外部検定試験の成績は、2021年4月1日以降に受験したものに限ります。 詳しくは「3.グローバル・スタディ・プログラムの参加資格」を参照。

    さらに、1年次に参加できる夏季海外研修のいずれか一つの費用を全額免除します。1年次に参加できる夏季海外研修は、語学研修(オセアニア)、異文化理解研修(ニュージーランド)、海外体験研修(シンガポール)を予定しています。各研修の期間と免除される費用(2023年度実績)は以下のとおりです。費用には、研修先の授業料、ホームステイ代(3食付)、往復の航空運賃、保険料が含まれます。
    語学研修(オーストラリア) 23日間 約53万円
    異文化理解研修(ニュージーランド) 15日間 約50万円
    海外体験研修(シンガポール) 5日間 約20万円
    海外体験研修(韓国) 5日間 約13万円

    入学手続き後、2024年3月1日(金)~3月22日(金)の期間に申請してください。申請方法など詳細は、2024年度学生募集要項をご確認ください。

    なお、江戸川大学が他に定める学費等減免及び奨学金との併用はできません。また、本制度適用者は、資格取得支援制度の英語資格(英検、TOEIC等)に関する報奨金の支給は対象外となります。

  2. 2.グローバル・スタディ・プログラム説明会に参加


    入学後に実施されるグローバル・スタディ・プログラム説明会に参加します。英語資格による1年次後期学費免除の対象者は説明会への参加は必須となります。
    ※関心のある全ての学生が説明会に参加することができます。

    なお、申請書類の未提出や説明会への不参加は、学費及び海外研修費用の免除を辞退したものとみなします。

  3. 3.グローバル・スタディ・プログラムの参加資格


    グローバル・スタディ・プログラム参加要件は、実用英語技能検定2級など以下CEFR対照表のB1以上※の成績を取得していることです。
    ※対象となる英語外部検定試験の成績は、2021年4月1日以降に受験したものに限ります。

試験

実用英語
技能検定

ケンブ
リッジ
英語検定

GTEC
※CBT
タイプ含む

IELTS

TEAP

TEAP
CBT

TOEFL
iBT

TOEIC
L&R /
TOEIC
S&W

基準

2級
以上

140
以上

930
以上
(960以上)

4.0
以上

225
以上

420
以上

42
以上

1150
以上

  • 文部科学省発表(平成30年3月)の「各資格・検定試験とCEFRとの対照表」をもとに設定しています。
  • TOEIC L&R/TOEIC S&Wについては、TOEIC S&Wのスコアを2.5倍して合算したスコアで判定します。
  • GTECについて( )内数値は、2023年 3 月以前に受験した結果スコアに関する閾値を示します。
  • 実用技能英語検定は、英検、英検CBT、英検S-CBT、英検S-Interviewが対象です。
  • 4.グローバル・スタディ・プログラムの開始

    1年次前期から英語力強化プログラムが開始されます。所属する学部・学科の基礎~専門の学びと並行しながら、グローバル・スタディ・プログラム独自の授業・課題に取り組みます。留学前までにTOEFL iBT 80点達成を目標とします。

  • 5.留学の条件

    2年次終了までにTOEFL iBT 50点をクリアし、GPA※が2.70以上かつ2年次末に76単位以上取得している場合、海外留学派遣生に応募できます。面接による選考を経たのち、留学に行くまでは目標スコアTOEFL iBT80を目指します。3年次または4年次の後期に留学先の大学学費、寮費、往復の航空運賃を江戸川大学が全額負担して6~8ヶ月間の海外留学に派遣します。
    ※GPA(Grade Point Average):秀4点,優3点,良2点,可1点,不可0点とし、{(評価を受けた科目のGP) × (その科目の単位数) の合計)}を(履修して評価を受けた全科目の単位数の合計)で除した値

    派遣期間は3年次9月から4年次4月までの6~8か月間が基本となります。
    ※学部・学科での学びにより、4年次9月からの派遣になる場合もあります。

    派遣先大学の選定は、本人希望のほか、TOEFL iBTスコア、所属学科での学びと現地大学での履修可能科目等を勘案し決定します。2023年4月現在、ウィニペグ大学(カナダ)、ポートランド州立大学(アメリカ)、ボンド大学(オーストラリア)、マッセイ大学(ニュージーランド)を留学先として計画しています。

  • 6.留学後の特典


    現地大学での学びがスタートします。苦労の連続、大きな困難や時には挫折を味わうこともあるかもしれません。しかし、その経験は間違いなくあなたの人生の財産になります。
    海外留学をやり遂げた際には、帰国後の江戸川大学の学費半期分55万円を免除します。

    帰国後は、卒業論文執筆を軸として、留学を踏まえた江戸川大学での学びを深めます。同時に自身の留学経験を生かして後輩の指導にもあたっていただきます。ここまでで「グローバル・スタディ・プログラム」の完遂となります。

英語力強化プログラム

1年次は「Study Abroad Program Introduction」で留学についての基礎知識をゼミ形式で身につけ、「海外研修英語I・II」で英語でのコミュニケーション力を鍛えます。「Academic Reading I」と「インテンシブ英語B-I」ではTOEFL受験に役立つ英語の基礎力を向上させます。
2年次は1年時に培った基礎力を更に鍛えるために、年度末のTOEFLに向けて「Academic Reading II・III」「インテンシブ英語B-II」「English Conversation I」「EAP(writing)」などの科目を受講します。
3年次はTOEFL iBTで50点以上を達成し留学が決定した学生のためのコースで、留学先での講義に対応できるよう準備します。
4年次は留学から帰ってきた学生が後輩へのアドバイスを行います。

「Study Abroad Program–Introduction」
この授業はGSP参加の学生を対象とし、3年次の留学に向けて1年次から留学の基礎知識と英語勉強法を身につけることを目的にしています。
ペアワークを通して、コミュニケーションツールとしての英語を使えるようになるよう練習をしたり、実際に海外で仕事をしてきたゲストスピーカーの話を聞いたりして、留学へのモチベーションを高めます。

「インテンシブ英語B」
GSP参加学生を対象にした週2コマのTOEFL対策講座です。TOEFLで高得点を取れるように語彙力やReading、Writing、Listening、Speakingの4技能を鍛えます。
アカデミックな内容のため、現地での授業に役立つ英語力を養うことができます。

「Academic Reading」
このクラスでは、一般的トピックの英語エッセイをスムーズに読めるようになることと、論理的な構造に基づいた英語エッセイを書ける能力を養うことを目標としています。
TOEFL対策に役立つだけでなく、幅広いアカデミックな文章を理解できるようになります。

「English for Academic Purposes」
アカデミックな文章から要点を捉える練習をします。その後、捉えた要点をまとめて口頭で伝える練習や異なるリソースから得られた情報を関連付ける練習をします。
要約に使われる表現や関連付けのスキルを身につけTOEFL対策に役立てます。

1年前期

GSP参加条件
英検2級以上

Study Abroad
Program
Introduction
(自由単位)

海外研修英語I

1年後期

Academic
Reading I

English
Conversation I

海外研修英語II

2年前期

Academic
Reading II

インテンシブ英語
B-I
(TOEFL)

2年後期

Academic
Reading III

インテンシブ英語
B-II
(TOEFL)

English
Conversation II
(集中科目)

留学の条件
(2年次終了時点)

・TOEFL iBT 50点クリア
・GPA2.70以上
・76単位以上取得

3年前期

Academic
Reading Ⅳ

EAP(Presentation)

English
Conversation III

Study Abroad
Preparation
Seminar
(集中科目)

3年後期

留学前までに
TOEFL iBT 80点達成が目標

Study Abroad
Program

留学

4年前期

Study Abroad
Program
Wrap-Up

卒業論文

※このプログラムは学部・学科での学びにプラスして行うものです。そのため、留学の条件に関しては学部・学科での成績も付加されます。また、留学する時期が4年後期になる場合もあります。

※グローバル・スタディ・プログラムに参加しながら、海外研修プログラムの「海外体験研修(シンガポール)(1週間)」「異文化理解研修(ニュージーランド)(2週間)」「語学研修(オセアニア・欧米)(3~4週間)」に参加することを推奨しています。

留学が可能な大学

  • 1.ボンド大学(オーストラリア・クイーンズランド州ゴールドコースト)

    オーストラリア初の私立大学であり、少人数制教育による質の高い教育とサポートが評価されています。学部はビジネス、観光、映画・TV制作、スポーツマネジメントなど多岐にわたり、実践的な教育を行っています。

    キャンパスはゴールドコースト空港または市の中心部から車で20分とアクセスが良いのが特徴です。キャンパス内の施設も充実しておりプールやジムなどのスポーツ施設、カフェやレストランなどの飲食施設があります。

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  • 2.ポートランド州立大学(アメリカ・オレゴン州ポートランド)

    自然の豊かさと環境の良さから全米で最も住みたい街に選ばれるオレゴン州ポートランドに位置しています。アメリカで最も革新的な大学の一つと評価され、卒業生はナイキやインテルなどの世界的大企業に就職しています。

    学部は経営、エンジニアリング、リベラルアーツなどがあり豊富なプログラムが特徴です。

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  • 3.ウィニペグ大学(カナダ マニトバ州ウィニペグ)

    ウィニペグ大学は”Heart of Canada”と呼ばれ、カナダの中心に位置するマニトバ州ウィニペグにある公立大学です。

    ウィニペグは多くの移民を受け入れる街であり、多様な文化が共存する街なので学生は国際性を養うことができます。

    ウィニペグ大学の学部は芸術・ビジネス・教育・理学・運動科学の5つがあり、授業は少人数制のため、専任の教授陣・サポートスタッフが、学生を手厚く指導してくれます。

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  • 4.マッセイ大学(ニュージーランド・パーマストンノース)

    学生数は41,000人とニュージーランド最大の大学で、世界120カ国から5,000人以上の留学生が学んでいます。マッセイ大学の本拠地であるパーマストンノースは若者が多く、学生が暮らすには最適の環境です。

    航空学校や獣医学部が有名ですがビジネスやコミュニケーション、マオリ文化など多彩なプログラムがあります。

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