2年次 「現代社会専門研修」

1年次よりフィールドワークをさらに進め、研究対象により深く接近することを目的としています。5つ程度のメニューから一つ以上のプログラムを選択し、大学で十分な事前学習を行ったのち、教員が引率して国内での宿泊を伴うフィールドワークを実施します。準備から現地調査、発表、レポート作成までの流れを一通り体験します。学生はコースに関係なく、興味のあるプログラムに参加できます。
※学科必修に準ずる指定科目

プログラム事例

プログラム1. 文化遺産をまもる方法を学ぶ

京都と奈良で歴史的建造物や美術品を見学。わが国の歴史と芸術文化の多様性を実感するとともに、歴史的建造物と美術品への理解と関心を深める。また、世界遺産に指定されている地域の現状を調査し、文化財保護の取り組みについて考える。

プログラム2. 八王子サマーキャンプ (高大連携プログラム)

この研修では、大学で学んだことを活かして高校生と交流する。フィールドは20世紀後半に理想的な都市として開発された多摩ニュータウンと、平安時代からの歴史を持つ多摩地域最大の中核市・東京都八王子市。レジャー・環境・観光各分野の視点からのフィールドワークやマップづくり等の作業を通じて、リーダーシップやファシリテートの技術を高校生に教えながら身につけていく。

プログラム3. 大阪観光まちづくり研修

大阪市は、NHK大河ドラマ「真田丸」の舞台となるなど、大坂城や真田幸村を舞台としたまちづくりを進めているほか、インバウンド(外国人観光客の誘致)で日本有数の賑わいを見せている。今回は大学コンソーシアム大阪に参加する関西の学生との交流を図りながら、USJ(ユニバーサルスタジオジャパン)、通天閣、あべのハルカス、甲子園球場での夏の高校野球などを見学し、大阪のまちづくりを体感する。

プログラム4. ヘリテージツーリズム

歴史と伝統ある文化的都市、金沢でヘリテージツーリズムを学ぶ。2015年の北陸新幹線の開通により、金沢はますます観光地としての地位を確立し、さらなる発展を遂げようとしている。兼六園、伝統的建造物群保存地区といった歴史、21世紀美術館や伝統産業を活かす「創造都市」としての取組みなど、新旧の文化を活かしたヘリテージツーリズムについて学び、理解を深める。

プログラム5. 山古志村でグリーンツーリズム体験

新潟の山村で、グリーンツーリズムを体験して、地域再生について学ぶ。2004年に中越地震で被災した山古志村では、震災復興と地域再生を達成すべく、地域の魅力を活かしたグリーンツーリズムに取り組んでいる。美しい棚田での農業体験をはじめ、様々なプログラムに参加して、山村の暮らしを学び、農山村の地域再生について理解を深める。

プログラム6. 世界自然遺産・国立公園・エコツーリズム

世界自然遺産への登録をめざしている沖縄県のやんばる地域、世界文化遺産として活用されている斎場御嶽、新たに国立公園の指定を受け、サンゴ礁の生態系を保全しつつ観光開発を行う慶良間諸島を訪問する。環境省自然保護官からの講義、実際のエコツアー体験などを通じて、自然を壊さない観光開発の実際の取り組み、魅力づくりの工夫などを学ぶ。

プログラム7. 佐渡・宿根木の集落活性化

佐渡島の宿根木集落で集落活性化のお手伝いを行う。歴史的町並みで有名な宿根木集落は佐渡有数の観光地として賑わっているが、少子高齢化と文化芸能の衰退という課題を抱えている。本研修では、宿根木集落に滞在して、住民の皆さんと交流し、里山の保全活用に参加することで、集落の活性化について集落の皆さんと一緒に考える。


プログラム8. 自然観光と文化観光の視点から見た地域づくりとライフスタイル

青森県には様々な資源がある。世界遺産である白神山地に代表されるような自然環境は、自然の美しさや温泉だけでなく、多くの海の幸・山の幸を与えてくれる。文化的にも「重要伝統的建造物保存地区」や有名建築家による洋館、津軽塗、津軽三味線、ねぶたに代表される多くの重要無形文化財があり、それらに根ざしたライフスタイルがある。自然環境と文化資源の魅力に触れ、青森に住む方々や大学生と意見交換しながら、豊かな人生を送るための条件について考える。

プログラム9. 外国人との農業体験学習を通じたリアルな国際体験×命を感じる有機農業

栃木県那須塩原市にある学校法人アジア学院アジア農村指導者養成専門学校には、アジア・アフリカ等の開発途上国の農業・農村開発に従事する若者が、環境保全型農業を学びに来ています。ヤギの餌やりや乳しぼり、有機野菜の収穫、農業器具のペンキ塗り、新聞紙を使ったエコバックの作成、アジア学院でとれた野菜等を使用したインドカレーづくりなど、外国人との農作業や交流を通じて、国内外における食と農とのつながりや途上国の農村の実態について学習します。

プログラム10. 小千谷の闘牛と花火の実践コミュニティ

新潟県小千谷市は、国指定重要無形民俗文化財「牛の角突き」や、世界一の大花火を打ち上げる花火大会など、ユニークな地方文化を伝承してきた地域です。それらの文化は震災や少子高齢化などの課題と向き合いながらも、地元の人の熱のこもった取り組みと工夫によって今日でも行われています。本研修では、闘牛および花火祭りの現場に赴き、担い手の方々のどのような実践によって地方文化の創生/再創生が試みられているのかを学びます。