広岡 勲

経営社会学科 教授
修士(リベラルスタディーズ)

学歴:ニューヨーク市立大学大学院修士課程修了
職歴:報知新聞社記者、ニューヨーク・ヤンキースを始めとする大リーグ4球団の球団広報兼環太平洋担当、WBC日本代表統括広報を経て、現在、江戸川学園理事(法人事務局局長 兼 危機管理室室長)、江戸川大学社会学部教授、読売巨人軍アドバイザー、日本相撲協会理事補佐・危機管理担当を兼務する。

研究分野:社会学/経営学
専門分野:スポーツマネジメント学


「どうしたらもっとプロ野球ファンが増やせるのか?」「最高のフィットネスジムは何だろう?」。「スポーツを通して余暇をもっと充実させるためには?」。一言で言うと、スポーツマネジメントは、スポーツの価値を創造する専門領域です。欧米では盛んな領域ですが、まだ日本では研究の歴史が浅い分、やりがいが感じられる専門です。

専門分野の魅力・学ぶ上で大事なこと


まずは人間・社会にとっての「スポーツ」の価値というものを徹底的に知る必要があります。次に社会学や経営学などの知識が必要となってきます。自分の興味のあるスポーツの現場(野球場や競技場)に極力、足を運び、臨場感とライブ感をたっぷり味わってください。

研究テーマ


現在は、「プロ野球におけるエンタテインメント(娯楽)としての価値についての研究」を行っています。具体的な例としては「プロ野球にとって、試合時間短縮策は本当に有意義な策なのだろうか?」「プロ野球の試合時間に最適解は存在するのか? 存在するのであれば、どれほどのものなのか?」。併せて、プロ野球におけるエンタテインメントの価値を他国のプロ野球産業(大リーグなど)、及び他のエンタテインメント産業と比較・分析し、数値化することで共通する特性を明らかにしようとしています。

最近の研究活動


読売巨人軍、日本相撲協会を始めとするプロの現場で行われる勉強会・研修会などで研究成果を発表すると共に、文部科学省、国内の高校、大学などで講演活動を行っています。現在は、日本経営倫理学会、日本広報学会、情報メディア学会、情報コミュニケーション学会、余暇ツーリズム学会に所属しています。

担当科目


スポーツマーケティング論、スポーツマネジメント論、経営社会演習、経営社会実習、基礎ゼミナール、専門ゼミナール、卒業研究

趣味


映画を観るのが大好きです。好きな映画監督は、フランクキャプラ、スタンリーキューブリック、ブライアンデパルマ、クリントイーストウッドなど。好きな映画は「素晴らしき哉、人生!」。また音楽を聴くのも大好きです。ジャズ、ポップス、J-POPなど好みは多彩ですが、好きな日本のアーチストはサザンオールスターズ(皆さんのご両親世代かもしれません)。クラッシックの好きな曲は、ブラームスの「交響曲第一番」とベルリオーズの「幻想交響曲」です。