広岡 勲

経営社会学科 教授
博士(工学)

東京都大田区生まれ。早稲田中学、早稲田高校を経てハワイパシィフィック大学社会科学部卒業。ニューヨーク市立大学大学院で修士号(リベラルスタディーズ)を取得。慶應義塾大学大学院、千葉工業大学大学院を経て、2023年、博士号(工学)を取得。報知新聞記者、ニューヨーク・ヤンキースをはじめとする大リーグ4球団の球団広報兼環太平洋担当、WBC日本代表統括広報、東京オリンピック・パラリンピック広報局を経て、現在、江戸川大学副学長、江戸川学園理事・評議員、学園危機管理室室長。また、読売巨人軍、日本相撲協会の要職を兼務。日本エッセイスト・クラブ会員。

研究分野:社会学、経営学
専門分野:リスクマネジメント、スポーツマネジメント


「どうしたらもっとプロ野球ファンが増やせるのか?」「最高のフィットネスジムは何だろう?」。「スポーツを通して余暇をもっと充実させるためには?」。一言で言うと、スポーツマネジメントは、スポーツの価値を創造する専門領域です。欧米では盛んな領域ですが、まだ日本では研究の歴史が浅い分、やりがいが感じられる専門です。

専門分野の魅力・学ぶ上で大事なこと


まずは人間・社会にとっての「スポーツ」の価値というものを徹底的に知る必要があります。次に社会学や経営学などの知識が必要となってきます。自分の興味のあるスポーツの現場(野球場や競技場)に極力、足を運び、臨場感とライブ感をたっぷり味わってください。

研究テーマ


現在は、スポーツビジネスのリスクマネジメントについての研究を行っています。具体的には、プロスポーツビジネスのレピュテーション(評判)におけるリスクマネジメントに関する方法論を提案しています。

最近の研究活動


上記で提案したチェックリストや手順を踏まえ、それが実践的に適合し得るかどうか、大相撲やプロ野球の事例を扱い評価しています。例えば、大相撲では、「暴力問題」「女性差別問題」、プロ野球では、「統一球問題」「ルール改正問題」など様々な問題がありますが、対応次第ではレピュテーションに大きく影響し、取り返しのつかない状況となります。したがってリスクマネジメントが重要になってくるわけです。

担当科目


スポーツマーケティング論、経営社会演習、経営社会実習、専門ゼミナール、卒業研究

趣味


皆さんのご両親世代かもしれませんが、好きな日本のアーチストはサザンオールスターズです。先日も「茅ヶ崎ライブ」に行ってきました!