理論と実践。「経営」のリアルと、新しいビジネスを生みだす力に。

髙野直樹先生のゼミでは、世界の国と地域で複数の事業を展開する国際経営組織の構造や製品、戦略を分析。

ビジネスの現場でいきる、知識と能力を獲得。企業を動かし成長させる「経営」について学び、
幅広い視点で展開する実践的な取り組みで、グローバルビジネスの現在を捉えます。


企業経営や新しいアイデアをもとにした起業、あるいはグローバルなビジネスへの挑戦。それぞれの関心や目標につながる学びがあります。
本コースでは、経営に関する理論を学ぶとともに、実在する企業や組織の経営、ビジネスモデルの実例を調査・分析。実践を通して「リアルなビジネス」の姿に迫ります。
指導にあたるのは、企業経営や経営コンサルティングに携わってきた先生たち。その豊かな経験に基づいた授業では「企業の財産(人材・情報・資金・設備)を有効に使う効率的な経営方法」「海外での事業を成功させるには」「これまでにないビジネスを生み出すには」といった、さまざまな視点から学びを深め、実社会に生かせる「実力」を身につけることができます。
また本学科が実施する海外経営研修では、中国に展開する日系企業の現地拠点を訪れるなど、異なる文化のもとで行われる企業経営の実際と、グローバルビジネスの現場を体感します。

安田 英土 先生
2000年4月、本学科開設時に本学着任。専門分野は技術経営学・イノベーション論。多国籍企業における製品・技術開発のグローバルな最適化研究に取り組む。授業はイノベーション・マネジメントなどを担当。東北大学大学院で博士号取得。2022年4月から本学科学科長。

髙野 直樹 先生
NTTドコモなどで事業計画や国際事業などを担当。離散選択モデルを応用した情報通信サービスの実証研究に取り組む。TOEIC®965点、フランスで修士(MBA)、博士(経済学)。

周 楊華 先生
専門分野は国際経営、国際ビジネス。前職では日本企業の中国進出戦略などに関するコンサルティングに従事。日中企業について、グローバル化を背景とした経営を研究。博士(総合政策)。

Student Interview

身近な企業やサービスに隠された
戦略に気づけるようになりました。


専門ゼミでは特定の業界の中で企業を1つ選択し、分析するという取り組みを毎週行っていました。その過程を通して、企業の強みや外部環境を整理する「SWOT分析」を学べたのは大きな成果でした。企業の良いところばかりを見てしまいがちでしたが、どの企業にも弱みとなる部分があり、分析を通じて多角的な視点を身につけることができたと感じています。グループワークでも、多角的な視点から企業の比較や課題を考えられるようになりました。

授業や語学研修の経験で広がる
国内外の経済、経営への関心。


「独立開業論」では、実在企業の事業戦略などを参考に、オリジナル店舗の事業計画を作成。ゲームが好きなので、eスポーツをテーマにしたカフェを企画し、コンセプトや経営理念などを考えました。また「演習・実習」では、短期間に株価が上昇する“旬な企業”を探し出すという課題も。新商品が発売されたアルバイト先の株価に注目するなど経済・経営への関心が強くなりました。授業では「日経TEST」や「日経ストックリーグ」にも挑戦しています。