石山 智恵

マス・コミュニケーション学科 教授
修士(ファイナンシャル・ジャーナリズム)

およそ30年、NHKで、テレビ・ラジオ番組のキャスター・リポーターを務めてきました。主な担当番組:NHK「ニュースウェーブ東海」「ウィークエンド中部」「BS経済最前線」BS-TBS「女子才彩」NHKラジオ「つながるラジオ」「子ども科学電話相談」など。特にインタビューは多数経験しています。10年間担当した経済番組では、100人を超える企業トップにインタビューし、BS-TBSの番組では、様々な分野で活躍する女性たち100人にインタビューしました。番組制作ディレクターとして、企画・取材・演出も手掛けてきました。大学院は、ロンドンで、イギリスのほか、インドやヨーロッパの仲間たちと経済報道について学びました。2021年より中央大学国際情報学部兼任講師。2025年より本学教員。

研究分野:社会学
専門分野:コミュニケーション・情報・メディア


コミュニケーションに欠かせない「言葉」ですが、親しい仲間内で交わされる会話と、不特定多数の人に届けるパブリックスピーキングでは、言葉の選び方も伝え方も大きく異なります。ネットメディアの普及で、情報量が増える「今」だからこそ、言葉を適切、的確に伝え、視聴者、リスナーに、深い気づきや考える“きっかけ”を提供できる情報発信者となることを目指します。

専門分野の魅力・学ぶ上で大事なこと


社会の動きに敏感に、常に関心を持ち、自ら課題を見つけ、能動的、主体的に解決法を探究することが重要です。「わかったつもり」にならないよう、考え続けることが大事です。取材者としての行動力も欠かせません。

研究テーマ


パブリックスピーキング・放送表現・取材力(聞く力)

最近の研究活動


AIの活用が広がる中で、ヒトにしか伝えられないことは何かが問われるようになっています。放送の現場で進むAI導入について調査し、AIとヒトとで、どんな棲み分けが可能か、人間の強みを最大限生かす表現とはどういうものかなどについて研究していきます。

担当科目


アナウンス論、リポーター論、放送論II、取材学、マスコミ学基礎、マスコミ学応用、専門ゼミナール、マスコミュニケーション演習・実習J、マスコミ総合科目A、B、C

趣味


  • 旅行(海外旅行が好きですが、最近はもっぱら国内が多いです。東日本大震災以降は、気仙沼をはじめ東北に毎年のように旅しています。温泉も好きです)
  • 音楽・舞台鑑賞(最近は、歌舞伎やバレエをよく観ます)
  • 美味しいものを食べたり作ったりすること。
  • 散歩。