「エンタメ」の魅力を分析・創造する力を身につける。

短編映画の制作に取り組む、小久保利己先生のゼミ。脚本、制作、監督、俳優、撮影、録音、編集など、それぞれの役割に挑戦する。

エンタメ産業と多様なコンテンツを学問的に捉え、その特性を研究。
理論を学び実践を繰り返して、「受け手」から「つくり手」へとシフトする学びです。


テレビや映画、マンガ、あるいはWeb媒体などあらゆるメディアは、「コンテンツ」があって初めて成立します。そして現在、テレビ番組、映画作品、音楽、お笑い、アイドル、アニメ、マンガ、ゲーム、テーマパーク、キャラクターなど、魅力あるエンターテインメント・コンテンツは、日本国内はもとより世界中の市場(マーケット)で広く求められています。
本コースでは、こうした多様なコンテンツとエンターテインメント産業について理解を深めるとともに、学問的分析の方法と、各コンテンツ制作のスキルを学びます。
「演習・実習」(1~3年次)やそのほかの実習系科目、「専門ゼミナール」(3年次)では、コンテンツの制作技術とマネジメントの手法を、作品制作や現地調査の実践から身につけることができます。指導にあたるのは、テレビ番組や映画などの制作に携わってきた豊かな経験を持ち、学問的にエンターテインメントを研究してきた先生たち。
理論とスキルの両面から「つくり手」としての力を培い、コンテンツを制作・供給する現場で活躍できる人材を目指します。

履修モデル

1年次 2年次 3年次 4年次
必修科目 コミュニケーション学概論
メディア学概論
マス・コミュニケーション論Ⅰ・II
マスコミ学基礎
マスコミ学応用
アカデミック・スキル演習ⅠA・ⅠB
マスコミ総合科目A
アカデミック・スキル演習IIA・IIB
専門ゼミナール
マスコミ総合科目B・C
卒業研究
指定科目 メディアリテラシー
メディア史
取材学
人工知能概論Ⅰ・II
時事問題Ⅰ・II
メディア学の法と倫理
選択科目 情報活用論応用
情報社会とメディア
放送論Ⅰ・II
テレビ番組制作基礎Ⅰ・II
映像コンテンツ論
エンターテインメント論Ⅰ・II
ゲーム・eスポーツ概論
ポピュラーカルチャー論
バラエティ番組論Ⅰ・II
情報番組制作論Ⅰ・II
演劇・ドラマ研究
脚本論
映画史
音楽産業論Ⅰ・II
アイドル論
お笑い論
マンガ制作基礎Ⅰ・II
デジタルコンテンツ特論/実習
映画映像論
演出論
大衆演芸史
表象文化論
現代マンガ文化論

「履修モデル」は4年間で計画的に科目を履修するための目安です。

TOPIC

⼩久保利⼰ゼミ制作作品


小久保利己ゼミでは、3年次に短編映画の制作に取り組んでいます。
「シューカツ!」「あべこべ」「うしろ」「うるさい奴ら」「ある日ははちみつ、ある日はたまねぎ」など、ゼミ生が制作した作品を大学公式YouTubeチャンネルで公開しています。

⼩久保利⼰ゼミ制作作品

森川俊生ゼミ制作作品


森川俊生ゼミでは、3年次にドキュメンタリー作品の制作に取り組んでいます。
「暗影からのささやき~多様化する詐欺 その背景に潜む巧妙な手口とは~」「玉響の煌めき~その一瞬に想いを込めて~」「猫を助けるな!~私たちが考えた野良猫との向き合い方~」など、ゼミ生が制作した作品を大学公式YouTubeチャンネルで公開しています。

森川俊生ゼミ制作作品

Student Voice

映像作品制作から学んだ、
仲間と一緒にものごとを進める力。


演習・実習では「江戸川大学のPV」制作に挑戦。見る人に興味を持ってもらい、意図したことを伝えられる企画を考える難しさと同時に、作品をつくり上げるおもしろさを味わいました。カメラの使い方、短い時間にメッセージを表現する映像編集の技術も学ぶことができましたが、最も大きな成果は、グループで話し合い、自分にはなかった発想や考え方を取り入れて、スムーズにものごとを進めていく「コミュニケーション力」が学べたことでした。

映像作品の制作では、
挑戦する度に新しい発見と学びがある!


「東京ビデオフェスティバル」という大会に映像を出品することを目標に映像制作に取り組みました。その中で私は編集を担当し、「詐欺被害」について取材・映像制作を行いました。取材をもとに専門家に話を聞き、その話を聞いて私たちはどのように行動すればいいのか班でディスカッションを行い、それらを映像にしました。後で撮った映像が使えないとわかり、撮り直すことになったときは、編集がきつくなりましたが、これまで作り上げたものを無事完成させたい!と思い最後まで編集をがんばりました。終わって完成した時は今までの映像制作の中で一番達成感を覚えました。