江戸川大学では、3年次に所属したゼミナールで専門研究を行い、4年次には卒業論文を執筆します。

2019年度 優秀論文

「ビッグデータを創出する人工衛星の可能性と社会的役割」明石一輝さん(神部ゼミ)

<論文概要>
本論文は、人工衛星によるデータ利活用に着目した。特に、実用衛星の中で現在の生活に身近な気象衛星「ひまわり」について取り上げた。その変遷を整理し、現在稼働している「ひまわり8号」の画像解析方法およびそこで得られた結果を具体的に示した。この処理方法を用いることで、大気中に飛散する物質や海面の状況、植生域を視認することが容易となった。これは今後サイエンス教育として、貢献していくと考えられる。さらに、人工衛星のビックデータとしての可能性として、今後の社会的役割についても言及した。