2025.09.17
江戸川大学情報教育研究所が8月3日(日)に「第13回江戸川大学情報教育研究会」を対面とオンラインのハイブリッドで開催しました。「「情報Ⅰ」「情報Ⅱ」をこれからどうする?~DXハイスクール、その先は~」をテーマとし、対面には首都圏を中心に、オンラインには日本全国から、多数の高等学校や大学の先生方にご参加いただき、大盛況のうちに終了しました。
本学情報教育研究所からは、玉田和恵教授、八木徹教授、山口敏和准教授、小原裕二准教授、福島亜理子准教授、松尾由美准教授、上西秀和講師の7名が、「江戸川大学の情報教育&教職課程の魅力」について発表しました。
「新逆向き設計による江戸川大学での情報科教育法」についてメディアコミュニケーション学部情報文化学科の松田稔樹特任教授(東京科学大学名誉教授)、「学習指導要領改訂とDXハイスクールの今後」について小原格先生(東京都立国立高等学校/文部科学省:学校DX戦略アドバイザー)にご講演いただきました。
また、「情報Ⅱ・共通テスト・生成AIに対応するカリキュラムの試み」について武善紀之先生(日出学園中学校・高等学校)、「情報Ⅰを超えて育成すべき資質・能力の検討とそれを育む授業設計」について小川諒大先生(昭和女子大学附属昭和高等学校)から、実践報告をしていただきました。
パネルディスカッション「「情報Ⅰ」「情報Ⅱ」をこれからどうする?ーDXハイスクール、その先はー」では、高等学校現場の先生方から実践を踏まえた具体的な提案や議論が展開されました。昨年度より企業展示も企画しており、日本文教出版株式会社、コニカミノルタジャパン株式会社、日本ビジネスシステムズ株式会社の各社が展示をしてくださいました。
研究会の終了後には、B棟1階のラーニングコモンズ「B.コモンズ」にて情報交換会を開催し、参加者同士の交流を深めました。
対面での参加者の方からは、「講演者の方々と近くでコミュニケーションができ、単純に講演を拝見しているだけでは得られない貴重な機会だった」と、対面の研究会ならではの良さを評価いただきました。また、オンラインでは日本全国から多数ご参加いただき、「対面に参加できなくてもオンラインで最新の知見が得られるのは地方に住んでいる者にとってはありがたい」とのお声もいただき、対面とオンラインで開催することの意義や可能性を感じました。
パネルディスカッションの様子
企業ブース展示の様子
B.コモンズでの情報交換会