2025.09.16
2025年度千葉県大学サッカーリーグ1部の第12節が9月14日(日)に城西国際大学高円宮殿下記念スポーツパークで行われました。江戸川大学は城西国際大学と対戦し、1対2で敗れました。この結果、江戸川大学のリーグ戦通算成績は6勝4敗2分けとなり、8チーム中3位につけています。
■阪倉裕二監督の戦評
リーグ首位の城西国際大学とは勝点差が11あり、この試合はどうしても勝利が必要な一戦でした。選手たちはウォーミングアップから集中し、緊張感のある雰囲気の中でキックオフを迎えました。
前半はコンパクトで意図的な守備を粘り強く行い、相手のロングボールにも的確に対応。危ない場面をほとんど作らせず、ボールを奪った際にはカウンターからチャンスを作り出しました。特に右サイドから安達朔(経営社会学科1年・札幌西陵高/北海道コンサドーレ札幌U-18)と水口由翔(経営社会学科3年・札幌西陵高/北海道コンサドーレ札幌U-18)が突破し、クロスから決定的なシュートシーンも演出しましたが、得点には至りませんでした。それでも前半は自分たちのリズムで試合を進めることができました。
後半も前半同様、コンパクトな守備をベースにボールを奪ってからのカウンターやクロスで得点を狙いました。
しかし、後半に入ると相手がシステムを変更。それに対しては対応しつつも、ボールを保持される時間帯が増えました。それでもカウンターからチャンスを作り、テンポ良くボールを動かしながら得点を狙いましたが、57分に一瞬の隙を突かれて失点。流れを変えて逆転を狙うため、荒川夢汰(経営社会学科3年・西武台千葉高)に代えて宮原浩都(経営社会学科1年・鹿児島高)、荒井圭介(現代社会学科4年・開志学園高)に代えて坂部山人(経営社会学科4年・旭川実業高)を投入しました。しかし75分、FKのこぼれ球を押し込まれ、0-2と突き放されてしまいます。
そこで安達に代えて阿部日向汰(現代社会学科2年・駿台学園高)、須賀涼太(経営社会学科3年・東京学館浦安高)に代えて吉川友翔(経営社会学科1年・日本体育大学柏高)を投入し、システムも変更してまず1点を奪うことを目指しました。そして93分に1点を返すことに成功しましたが、時間が足りず1対2で敗戦となりました。
結果を残すことはできませんでしたが、最後まで諦めず戦い、終了間際に得点を奪えたことは評価できる点です。次の試合につなげていきたいと思います。
■北澤海里選手(経営社会学科2年・敬愛学園高)のコメント
リーグ戦で離されている勝ち点を追いつき、追い越すために、チームで夏のトレーニングに取り組んできました。その中で迎えた首位との大一番。必勝を期した試合でしたが結果を出せませんでした。残念な結果になってしまいましたが、自分としては価値を見いだせる試合にできました。今シーズンの出場時間はこれまで0分で、いろんな思いの中でここまで過ごしてきました。自分の現状を理解し、試行錯誤しながらなんとか試合に出たいという思いで取り組んだ結果が今日の初出場につながったと思います。サッカーの楽しさを再確認することができましたが、勝てなかった悔しさがすごくあります。試合に出られたからこそ、こういった感情が出てきたと思います。リーグ戦はまだ続きます。次の試合も出場するためにいい準備をして次はチームの勝利に少しでも貢献できるように頑張ります。応援よろしくお願いします!
<参考リンク>
フットボールクラブ紹介動画