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官学共同研究のご紹介

新潟県「平成29年度大学生の力を活かした集落活性化調査研究業務」


社会学部現代社会学科

清野隆講師ゼミナール

人口減少に転じた日本では、社会の活力が減退し、特に地方都市や農村で様々な課題が顕在化しています。他方で近年、若者が地方都市や農村に移住・定住する動きが活発化しています。二つの潮流を丁寧につなげることができれば、各地の課題が解決するかもしれません。このような社会動向に注目して、現代社会学科の観光学・地域再生コースでは、観光による地域再生の方策を構築するための教育・研究活動を行っています。

平成 29 年度、清野ゼミは新潟県の「大学生の力を活かした集落活性化調査研究業務」を受託しました。事業名称の通り、大学生の柔軟な発想力と行動力で、新潟県内の集落の課題解決への貢献が期待される事業で、私たちは佐渡市宿根木集落(以下、宿根木)の活性化をお手伝いしています。 5 名の学生たちが地元住民の皆さんとの交流を通して、宿根木の活性化を導く解決策を提案しようと活動しています。

宿根木は、北前船で栄えた港町で、船主の富みと船大工の技術が築いた町並みが残されています。その美しい町並みを求めて、佐渡を観光する人々の多くが宿根木に立ち寄っています。観光客で賑わう宿根木ですが、高齢化と人口減少によって様々な課題を抱えています。その一つに里山の荒廃があります。そこで私たちは、この問題解決に対して二つの提案を模索しています。一つは里山を保全する仲間を増やすこと、もう一つは里山の副産物を現代的な形で集落の活動とつなげなおすことです。

事業開始から半年間、地元住民の皆さんと意見交換を重ねて、二つの提案を大学生の研修プログラムとして開発しています。宿根木を訪ねて、里山の保全活動に参加し、里山の副産物を活用したものづくりを体験する研修です。さらに住民の皆さんとの交流を通じて、宿根木の歴史文化に根付いた土地の知恵を学ぶこともできます。さらに、研修をきっかけに大学生たちが宿根木との様々な交流を重ね、深めることができれば、持続的な集落の活性化につながると期待しています。まずは大学生の研修プログラムとして確立されたプログラムを開発し、将来的には、企業の社会貢献活動との提携や宿根木を訪れる観光客向けの観光商品の開発などへの応用も視野に入れて、本事業に取り組んでいます。

宿根木の歴史的な町並み

里山の保全活動への参加

里山の副産物を活かしたものづくり体験

宿根木の皆さんとの意見交換