江戸川大学
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清野 隆

社会学部現代社会学科 准教授
博士(工学)

山梨県生まれ。東京工業大学工学部社会工学科、社会理工学研究科社会工学専攻で、社会工学、コミュニティデザインを学ぶ。2008年に学位論文「建築物保存にみる場所の履歴と都市の歴史性」を提出。博士(工学)の学位を取得。2009年から立教大学観光学部に着任し、プログラム・コーディネーター、助教として観光学の研究と教育に従事する。2014年4月より本学に着任。

研究分野:工学
専門分野:社会工学


社会工学は、多角的な観点から社会を読み解き、社会を構想する学問です。社会は、どのような人々によって構成されているか。その人々が生きる社会では、どのような問題が発生しているか。それらの問題を、どのような方法で解決するべきか。社会学、経済学、工学などを横断しながら、社会にアプローチする学問が、社会工学です。

専門分野の魅力・学ぶ上で大事なこと


社会は、時間の経過と共に変わりゆく存在です。その変化を読み解き、変化に対応する理論を考え、実践すること、それが社会工学の魅力です。日本では、戦後の成長社会から成熟社会、縮退社会へ移行し、社会・経済構造のリノベーションが求められています。また現代社会では、多様な立場と考え方を反映させた社会の構築も必要とされます。このような課題に応えることは容易ではありませんが、やりがいのある分野といえます。

研究テーマ


私の研究テーマは、都市デザインとその歴史です。都市は、長い時間をかけて、自然に寄り添いながら、たくさんの、そして様々な人々によって形成されてきました。そのような都市が、どのような考え方の下で、どのような理想を目指してデザインされてきたのかを研究しています。過去の都市をめぐる出来事には、これからの都市をデザインする上で重要な思想や方法が見え隠れしています。機能的で、合理的な都市デザインの限界が顕著になった現代、新しい都市デザインを描くために、過去の都市デザイン、歴史を活かした都市デザインについて研究することが大切だと考えています。

最近の研究活動


近年は、エコロジカル・デモクラシーの都市デザイン、都市農村交流のデザインに取り組んでいます。
1.エコロジカル・デモクラシーの都市デザインに関する研究
地球規模での環境問題は益々深刻化しています。現代の都市の姿を全く異なるものに変えなければいけない、既にまったなしの状況です。エコロジカル・デモクラシーの都市デザインは、わずか一世紀足らずで破壊されてしまった人間と自然の関係性を、長い時間をかけて回復させようとする野心的な都市デザインの理論と実践です。エコロジー(生態系)とデモクラシー(民主主義)を一緒に推進することで、人間は、自然の一部であることを認識し、自らが生活する環境と社会を健全にデザインすることができます。身近なエコロジカル・デモクラシーの実践を発見し、その価値や仕組みを読み解く研究を行っています。
2.都市農村交流のデザイン
農山村集落の歴史文化、伝統、生業、景観などを守り、住み継ぐための研究を行っています。日本の農村集落の多くは、人口減少と少子高齢化が進行し、様々な問題を抱えています。そこで、都市に住む人々が農村に積極的に関わりながら、その魅力を住み継ぐ可能性を探っています。ここ数年は学生たちと一緒に、佐渡市宿根木(新潟県)で、里山の保全活動を行っています。

担当科目


都市デザイン論、クリエイティブツーリズム論、地域活性化論、近代化遺産論、現代社会基礎、現代社会演習、現代社会実習、基礎ゼミナール、専門ゼミナール、卒業研究