vol. 249 2026年3月6日

実践的な視点からマーケティングを学ぶ

「演習・実習」での取り組みについて

演習・実習の中で特に印象に残っているのは、SWOT分析を用いてJリーグのチーム活性化策を考えた取り組みです。チームの「強み・弱み・機会・脅威」を分析し、どのようにファンとの関係を深め、地域に根ざしたコミュニケーションを展開できるかを班で議論しました。SNSを活用した発信方法や地域イベントとの連携など、単なる集客ではなく、ファンとの継続的なつながりを生み出す仕組みづくりを考える過程がとても興味深かったです。この経験を通して、データや分析結果をもとに戦略的にコミュニケーションを設計する面白さを実感し、広告やマーケティング分野への関心がより高まりました。

3年次の「専門ゼミナール」(井上一郎先生)について

井上一郎先生のゼミナールに所属してから特に興味を持って取り組んだことは、東京広告協会と博報堂が主催しているFUTURE2025という、大学生が主体となってマーケティングや調査手法を実践的に学ぶプロジェクトに参加したことです。いろんな他大学の人とマーケターからアドバイスを受けながら、実際の社会が関心を持つテーマについて調査を行いました。

「専門ゼミナール」で学びになったと思うこと

前述したFUTURE2025というプロジェクトに参加し、大学や学部の枠を越えて、他大学の学生や現役のマーケターの方々と協働し、社会的に関心の高いテーマについて調査・分析を行ったことです。実際に消費者調査を設計し、データを基に仮説を立てて検証する過程を通して、理論だけでなく実践的なマーケティング思考を身につけることができました。また、他者との議論を重ねながら多様な視点を取り入れることで、自分の意見を論理的に整理し、説得力をもって伝える力も養われたと感じています。この経験を通して、広告やマーケティングを単なる表現活動ではなく、社会課題の解決や人々の行動変容を生み出す手段として捉えられるようになったことが、自身の大きな成長だと思います。

今後さらに学んでいきたいことについて

今後は、広告や広報、マーケティングといった分野をより実践的な視点から学んでいきたいと考えています。特に、消費者の心理や社会の変化を踏まえて、どのように効果的なコミュニケーションを設計できるのかに関心があります。ゼミ活動やFUTURE2025での経験を通じて、データ分析や調査から得られるインサイトをもとに戦略を立てることの重要性を実感したため、今後もその力を高めたいと思っています。卒業研究の具体的なテーマはまだ決まっていませんが、社会や人々の行動に影響を与える広告・広報のあり方について、自分なりの視点から探究していきたいと考えています。

メディアコミュニケーション学部マス・コミュニケーション学科3年

M.T.さん

(2025年12月取材)