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2026.03.06

経営社会学科・山田洋介ゼミ学生が「道の駅くりもと」の新規ビジネスアイデア創出に挑戦

社会学部経営社会学科の山田洋介教授(企業経営・起業コース)のゼミナールに所属する2年生が、道の駅くりもと「紅小町の郷」(千葉県香取市)がこれまで以上に地域振興の役割を果たすためのアイデアを検討し、1月29日(木)に有限会社紅小町の郷代表取締役の畔蒜司様、香取市副市長の北原潤一様にプレゼンテーションを行いました。

道の駅くりもと「紅小町の郷」は、千葉県香取市栗源区に位置しています。緑に囲まれた遊具スペースや花植木センター、ブルーベリー園、地元食材を使った料理が味わえるレストランなどがあり、地域住民や観光客に親しまれています。新鮮な野菜や、ぶどう・梨・イチゴといった果物、特産の紅小町、畜産加工品が並ぶ農産物直売所は特に人気です。また、自然の地形を生かした里山公園が整備されており、ザリガニ釣りやニジマス釣りなどの自然体験を楽しむこともできます。一方で、香取市では人口減少と高齢化が進み、関係人口の増加が課題となっています。

山田ゼミの2年生17名は、2025年7月31日(木)に道の駅くりもと「紅小町の郷」を訪問し、現状をリサーチしました。その後、4チームに分かれ、後期の授業期間を通じて「紅小町の郷」と周辺地域が持つポテンシャルを生かしたビジネスアイデアを、チーム内で協力しながら練り上げました。

さつまいものリレー栽培による収穫体験の通年化、地産地消のお弁当販売、近隣のスポーツ少年団を対象とした競技イベント開催、自然を生かしたツリーアスレチック施設建設といったユニークなプランが生まれました。いずれのアイデアも、ターゲットとなるユーザー像を徹底的に具体化したうえで、利用側・提供側双方の課題を掘り下げ、先行する成功事例や競合の想定とその対策などにも言及した力作です。

学生たちのプレゼンテーションを受けて、畔蒜様、北原様からは、学生が想定しきれなかった実現に向けたハードルの高さについての指摘がありつつも、4グループすべてのプランに光る点や、今後さらに検討を深める価値がある要素を見出していただきました。「広い視点からの提案に感心した」「具体化にそれほど負荷のかからないアイディアかもしれない」といった評価コメントも寄せられました。

有限会社紅小町の郷代表取締役・畔蒜司氏

香取市副市長・北原潤一氏

■山田洋介教授のコメント
道の駅くりもとにて貴重な機会をいただいた、畔蒜司社長、北原潤一香取市副市長にあらためて深く御礼申し上げます。7月の現地の視察から始まり、学生たちは道の駅の課題の理解、新たな顧客ターゲットの設定、提供サービスの検討などに取り組みました。今回の提案ではZ世代の彼らならではの視点を盛り込み価値のある提案をさせていただくことができたのではないかと思っています。この活動が少しでも「道の駅くりもと」の発展にお役に立てればわれわれにとっても大変幸いです。