2025.11.10

佐藤秀樹准教授
社会学部現代社会学科の佐藤秀樹准教授(専門分野:環境教育、環境社会活動、農業・農村開発協力)が、株式会社国際開発ジャーナル社が発行する『国際開発ジャーナル』(2025年11月号)「連載 知の交差点」に寄稿しました。寄稿文のテーマは「翻訳されなかったSDGs」です。
佐藤准教授は本稿で、開発が進むバングラデシュを舞台に、都市部で広がるSDGs教育と、農村で受け継がれてきた暮らしの知恵との間に存在するギャップを取り上げ、地域の生活や自然との関わりから学ぶことの重要性を指摘しています。また、「村の暮らしそのものが教科書になりうる」と述べ、国際的な目標であるSDGsを地域社会の実情に合わせて捉え直し、人々の暮らしに根ざしたかたちで実践していくことの大切さを訴えています。