2025.10.15
社会学部現代社会学科の佐藤秀樹准教授(専門分野:環境教育、環境社会活動、農業・農村開発協力)は、65歳以上の流山市民を対象に開かれている「流山市ゆうゆう大学」にて、「都市に息づく自然の魅力と保全の意義」と題した講義を行いました。
講義は、2025年7月8日(流山市文化会館)、7月23日(東部公民館)、10月7日(北部公民館)の3回にわたり実施され、受講者が身近な自然に目を向け、その価値や保全の大切さを再認識する機会となりました。
佐藤准教授は、スライドやワークシートを用いながら、都市における自然のはたらき(ヒートアイランド現象緩和、生きものの生息地、心の癒やしなど)をわかりやすく紹介しました。さらに、利根運河や市野谷の森といった流山市内の自然を題材に、身近な事例を交えて解説し、参加者が日常生活の中で自然と関わる意義を考えました。
受講者の多くは長年流山市に居住する方々であり、講義を通じて地域の自然環境の変遷や現状について意見を交わし、受講者同士が地域の自然の魅力を共有し合う、貴重な学びの機会となりました。