年度を選択

2026.03.26

マスコミ学科4年・田辺里穂子さんの旧日本陸軍輸送船「日蓮丸」の遺族会を取材した卒業論文に関する記事が『新潟日報』に掲載

メディアコミュニケーション学部マス・コミュニケーション学科4年生の田辺里穂子さんの卒業論文についての記事が、『新潟日報』(3月13日付)に掲載されました。

新潟県出身の田辺さんは、曽祖父が乗船していた旧日本陸軍の輸送船「日連丸」の遺族会を取材し、戦争を体験していない若い世代が戦争について語り継ぐ意義やメディアの役割について卒業論文で考察しました。

日連丸は太平洋戦争中に北海道釧路沖で米潜水艦の攻撃を受け沈没しましたが、戦時下でその事実は秘匿されていました。戦後、遺族らが北海道を訪ね歩き、事実が明らかになりましたが、長い時を経た今、遺族の高齢化が課題になっています。卒論の取材の過程で新潟日報の記者と出会い、今回の記事につながりました。

田辺さんの書いた卒業論文は、遺族会の手で日連丸事件の資料を収蔵する北海道厚岸町の図書館にも送られ、保存、公開されています。

田辺里穂子さん

■卒業論文指導担当の館林牧子教授(ジャーナリズムコース)のコメント
戦後80年の節目に、戦争を体験していない世代がその記憶をどう後世に伝えるか。自分の先祖という、実は身近なところで起きた事件について、他地域の先行研究と比較しながら若者の視点で考察した力作です。難しいテーマでしたが、粘り強く取材を重ねて完成させました。新聞記事を通じて、多くの人に知ってもらうことができ、うれしく思います。