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2026.02.10

現代社会学科・川瀬由高准教授が筆頭編者を務めた書籍が台湾で出版

社会学部現代社会学科の川瀬由高准教授(専門分野:文化人類学・中国研究)が筆頭編者を務めた書籍が、中国語に翻訳され、台湾で出版されました。書籍名は『王崧興《龜山島》與漢人社會研究:當代日本人類學者論考』です。

本書は、2024年5月に風響社から刊行された『王崧興『亀山島』と漢人社会研究:翻訳・論考・資料』の全訳で、台湾の宜蘭県立蘭陽博物館により翻訳・出版されました。

川瀬准教授は現在、日本語版の共編著者らとともに、台湾と日本の文化交流の解明と促進を目的とした共同研究を実施しています(JSPS-24K00182、代表:長沼さやか教授(静岡大学))。この研究プロジェクトの過程で、日本語版の価値が高く評価されたことから、今回の台湾版の出版へとつながりました。

■川瀬由高准教授のコメント
原書『亀山島』は、台湾の中央研究院民族学研究所より1967年に刊行された研究書です。今回は蘭陽博物館のご厚意により、この古典が約60年の時を経て、再び台湾で出版されることとなりました。我々共同研究メンバーによる日本語版の意義をご評価いただき、翻訳・出版にご尽力くださった同館の陳碧琳館長ならびにスタッフの皆様に、厚く御礼申し上げます。『亀山島』は台湾漢人社会研究の嚆矢の一つとなる民族誌です。また、亀山島にゆかりのある地元の方々にとっては、往時のくらしの姿を知るための歴史資料としても評価されています。今回の台湾版の出版をきっかけに、次世代の読者が改めて『亀山島』に触れ、理解を深める一助となることを願っております。