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2025.12.01

情報文化学科・上西秀和講師のゼミ生2名が教育システム情報学会の学術研究会で口頭発表

左から橋爪里一さん、関谷実樹さん、上西秀和講師

メディアコミュニケーション学部情報文化学科の上西秀和講師(専門分野:学習支援システム、プログラミング言語教育)のゼミナールに所属する4年生の関谷実樹さんと橋爪里一さんが、大阪公立大学「I-site(アイサイト)なんば」で開催された教育システム情報学会(JSiSE)の学術研究会において口頭発表を行いました。

11月16日(日)に実施されたJSiSE 2025年度第4回研究会のテーマは「AI時代における学習支援システムとデザイン/一般」でした。本研究会では、AI時代における学習支援のデザイン、AIと連携しながら学習を支援するシステムの設計・実装・応用、さらにはそれらを利用した授業実践などに関する研究が広く募集され、発表が行われました。

この研究会で、橋爪里一さんが「画像生成AIを活用した英語学習支援システムの開発 ~語順整序問題に着目して~」、関谷実樹さんが「学生アシスタントの業務報告提出を支援するLINEチャットボットの設計と実装」と題し、それぞれの卒業研究の内容を発表しました。質疑では、各分野の専門家と活発な議論が行われました。

■関谷実樹さんのコメント
卒業研究で引用させていただいた論文に携わった先生がご出席されることを事前に知っていたため、とても緊張しました。博識な先生方が、学生である私の発表を真剣に聞いてくださり大変嬉しかったです。また、私の研究に対して、気付けていなかった点や新たなアプローチをご提示いただき、研究の幅を広げることができました。本研究にあたり熱心にご指導くださり、このような機会まで与えてくださった上西秀和先生に感謝いたします。この時期の大阪の街並みはとても煌びやかで、関東にはない雰囲気を味わえたことも良い思い出になりました。

■橋爪里一さんのコメント
専門家の方々を前にして発表するという経験を、大学生のうちにできたことを嬉しく思います。質疑では厳しいご指摘も覚悟していましたが、私の研究に関心を持って質問してくださり、卒業論文の改善につながるアドバイスもいただきました。研究や発表のご指導をいただいた情報文化学科の水口小百合先生、上西秀和先生に深く感謝申し上げます。人生初の大阪は新鮮で、道頓堀で関谷君と食べたたこ焼きは絶品でした。

■上西秀和講師のコメント
学会研究会という、学生には慣れない場において立派に発表してくれた関谷さんと橋爪さんを大変誇らしく思います。今後も学生の研究活動を支援し、学術界および社会への貢献を目指して取り組んでまいります。