メディアコミュニケーション学部こどもコミュニケーション学科の中島金太郎講師(専門分野:博物館学史、歴史考古学)が担当する「生涯学習論II」において、11月10日(月)、「我孫子市 鳥の博物館（千葉県）」学芸員・染谷実紀氏を講師に迎え、特別講義「社会教育施設のボランティアって何してる?～鳥博の活動紹介～」を実施しました。

「我孫子市 鳥の博物館」は、手賀沼の下沼北岸に位置し、鳥類を中心に約4000点の資料を収蔵・展示する博物館です。講義では、博物館の4機能に即した同館の活動、我孫子市が実施している市民スタッフ制度と同館の取り組み（野外活動スタッフ、展示交流スタッフ、大学生スタッフ）について紹介がありました。また、展示交流スタッフが解説の際に使用している部分標本をご持参いただき、学生達が実際に標本に触れつつ鳥類の特性について学ぶことができました。さらに、ボランティアが持つべき心構えやコミュニケーションの重要性など、同館の活動を基にわかりやすく具体的に解説いただきました。

参加した学生たちは学芸員の業務内容や、ボランティア活動の持つ意義、スタッフとしての要点などについて理解を深める貴重な機会となりました。