2025.11.14
メディアコミュニケーション学部こどもコミュニケーション学科の2年生54名が、10月15日(水)に千葉大学環境健康フィールド科学センターにおいて収穫実習を行いました。
こどもコミュニケーション学科と千葉大学環境健康フィールド科学センターは、2024年度に連携協力に関する覚書を締結し、同年度から連携授業を実践しています。本年度は、栽培を中心として年間を通じた授業実践を計画し、5月から同センターでの授業を実施しています。
本実習は、こどもコミュニケーション学科の科目「こどもコミュニケーション実習」に基づいて行われたもので、サツマイモの作付けから管理・収穫・調理といった一連の流れを通して園外保育の計画と実践を体験することで、将来保育者として子どもたちに体験的な学びを指導できる力を身につけることを目的としています。また、学外実習を通して、子どもたちと栽培体験を行う際の留意点や、体験をどのように伝えるかを学び取ることもねらいとしています。
当日は、千葉大学の野田勝二先生のご指導のもと、サツマイモの蔓(つる)を切る作業から始まり、保温・保湿や雑草対策として作物の畝にかけたフィルム状のマルチシートを剥がす作業、剣先スコップを用いたサツマイモの掘り出しなどを体験しました。学生たちは、慣れない作業や畑にいる虫やカエルに悪戦苦闘しながらも、10コンテナ以上のサツマイモを収穫しました。
収穫したサツマイモは、約1か月間大学内で保管したのち、11月に学内で調理実習を行います。また、一年間を通して取り組んだ栽培の流れをまとめ、園外保育の計画とおたよりを作成する授業も今後実施する予定です。