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2025.10.21

2025年度千葉県大学サッカーリーグ1部最終結果

2025年度千葉県大学サッカーリーグ1部の上位・下位リーグ3回戦(最終戦)が10月19日(日)に江戸川大学フットボールフィールド柏にて行われました。江戸川大学は帝京平成大学と対戦し、3対1で勝利。最終成績は8勝7敗2分、勝点26で、8チーム中3位でシーズンを終えました。

■阪倉裕二監督の戦評
今季最終節は、現在3位の帝京平成大学に勝利すれば順位を3位に上げられる、大切な一戦となりました。

前半は立ち上がりから、右サイドの水口由翔(経営社会学科3年・札幌西陵高/北海道コンサドーレ札幌U-18)と左サイドの須賀涼太(経営社会学科3年・東京学館浦安高)が鋭いクロスでチャンスを作り、前線からのプレスも効果的に機能して、よい守備からよい攻撃へとつなげる自分たちのサッカーができました。しかし、なかなか得点を奪えない時間が続きました。

それでも前半45分、西原幹大(現代社会学科2年・東京都市大学塩尻高)の縦パスを宮原浩都(経営社会学科1年・鹿児島高)が受け、サポートに入った安達朔(経営社会学科1年・札幌西陵高/北海道コンサドーレ札幌U-18)にボールが渡りました。安達がドリブルで深い位置まで運び、クロスを上げると、タイミングよく須賀が飛び込み先制点を挙げ、前半を1対0で折り返しました。

ハーフタイムでは、「相手はロングボールから活路を見出そうとしているため、チャレンジアンドカバーやプレスバックを徹底すること」また「最近の試合では後半に崩れる場面が多いので、集中して試合に入ること」を選手に求めました。

後半48分にCKから同点ゴールを許し、嫌な立ち上がりとなりましたが、54分に武田悠聖(経営社会学科2年・東海大学附属札幌高/北海道コンサドーレ札幌U-18)に代えて吉川友翔(経営社会学科1年・日本体育大学柏高)を、59分に宮原に代えて荒井圭介(現代社会学科4年・開志学園高)を投入し、チームにリズムとエネルギーを与えました。

その後、前線からのプレスから68分に中村拓睦(経営社会学科3年・磐田東高)が相手ボールを奪い須賀へ。須賀がドリブルで運び、吉川、荒井とつなぎ、荒井がタイミングよく安達へパス。ドリブルで背後に抜け出した安達が冷静に決めて逆転しました。

さらに75分には、中盤でプレスをかけて須賀がボールを奪い、吉川とのワンツーからクロスを上げ、荒井が勢いよく飛び込みダメ押しの3点目を奪いました。

81分には安達に代えて坂部山人(経営社会学科4年・旭川実業高)を投入。坂部にもチャンスがありましたが、惜しくも追加点を奪うことはできませんでした。

守備陣も安定したプレーで試合を締め、最終スコア3対1で勝利。リーグ戦最終順位を3位に上げてシーズンを締めくくることができました。4年生の荒井と坂部も最後に気持ちの入ったプレーでチームの勝利に貢献してくれたことも非常によかったです。

今年のリーグ戦はこれで終了します。目標としていた関東3部昇格は果たせませんでした。この現実をしっかりと受け止め、来季に向けて改善を重ねていきたいと思います。

■荒井圭介選手(現代社会学科4年・開志学園高)のコメント
最終節で、新チームになって最初の公式戦で敗れた相手との再戦でした。絶対負けられない試合を最後にものにできてよかったです。プレー面でも、チームの特徴であるサイド攻撃から得点を奪うことができ、守備でも相手の攻撃に対して柔軟にシステムを変えて対応できた点がよかったと思います。個人的にも、4年間迷惑をかけることもあった中で、集大成の試合で結果という形で恩返しができ、とても嬉しく思います。

■坂部山人選手(経営社会学科4年・旭川実業高)のコメント
勝利を目指し、チーム全体が一つになってタフに戦うことができました。その中で勝利をつかめて良かったです。自分にとっては4年間で最後の試合でしたが、キーパーとの一対一のチャンスを決めきれず悔しい思いも残りました。4年間を振り返ると、練習にしっかり取り組めなかった甘さが、最後に出てしまったと思います。1・2・3年生の皆さんには、試合に出られない期間も腐らず、一生懸命努力を続けてほしいです。

【試合結果】
2025年度千葉県大学サッカーリーグ1部 上位下位リーグ
◎3回戦(最終戦):10月19日(日)
江戸川大学 3(1-0、2-1)1 帝京平成大学
得点者:安達朔、須賀涼太、荒井圭介

<参考リンク>

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