2025.09.25
2023年4月に「こども基本法」が施行され、すべてのこどもに対して、自身に直接関わる事項について、意見を表明する機会や、多様な社会活動に参画する機会が確保されるようになりました。
流山市では、市の施策を策定する際にこどもの意見を反映させるため、流山市に在住または在学する小中学生を対象に「こども委員」を募集し、「流山市こども会議」を実施しています。この会議のファシリテーターとして、メディアコミュニケーション学部こどもコミュニケーション学科2・3年生5名が参加しました。
学生たちは、7月28日(月)から8月29日(金)までの期間に流山市ケアセンターと流山市生涯学習センターで計5回開催された流山市こども会議において、議論の整理やPowerPoint資料の作成、情報収集をサポートしました。こども委員との交流を深め、最終日には、流山市長と流山市教育長の前で成果報告会を行いました。
ファシリテーターを務めた学生からは、「こどもの意見を「待つこと・受け止めること・よさを引き出すこと」の難しさと重要性を実感しました。今後の保育実践においても、こどもの声を尊重し、一人ひとりの思いを大切にする姿勢を持ち続けたいです」といった感想が寄せられました。
保育者・教育者を目指す学生たちにとって、こどもとの関わりを通した実践的な学びの機会となりました。