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2025.09.10

こどもコミュニケーション学科・中島金太郎講師と学生が「防災万博 in Nagareyama」に出展

メディアコミュニケーション学部こどもコミュニケーション学科の中島金太郎講師(専門分野:博物館学史、歴史考古学)と学生6名が、8月30日(土)に流山おおたかの森駅南口「森のまち広場」で開催された「防災万博 in Nagareyama」に出展しました。

「防災万博」は、一般社団法人流山青年会議所が主催する「防災」をテーマとしたイベントで、今回が初開催となりました。流山市内の団体や企業が中心になり、体験型ブースや展示ブースなどの出展があり、大人から子どもまで幅広い世代が防災意識を高められる催しとなりました。

中島講師のブースでは、江戸川大学の防災への取り組みに加え、日本各地の自然災害伝承碑や、流山市周辺のハザードマップと自然災害伝承碑の分布を紹介しました。また、「災害の継承・防災と博物館」「災害伝承のために博物館・大学ができること」をテーマとした展示も行いました。

本イベントには、社会学部現代社会学科、メディアコミュニケーション学部マス・コミュニケーション学科、同学部こどもコミュニケーション学科の学生6名がボランティアスタッフとして参画し、展示の解説、アンケート回答の補助、各種物資の配布業務などに従事しました。

さらに、今回展示した自然災害伝承碑の模型は、中島講師と学生が三次元計測したデータを基に、メディアコミュニケーション学部情報文化学科の山口敏和准教授(専門分野:教育工学、情報教育/宇宙工学、プラズマ科学)とそのゼミナール所属の4年生の協力を得て3Dプリンターで製作しました。

2学部4学科からの学生の参画があり、江戸川大学における分野横断研究の成果を公開することもできた、まさに学部・学科の垣根を越えた取り組みとなりました。

■中島講師のコメント
今回のイベントでは、災害を身近に感じてもらうこと、日々の防災意識を高めることを意図して展示を製作しました。特に自然災害伝承碑は、一般にはほとんど知られていないものですが、先人からのメッセージとして後世に災害の記憶を引き継いでいくものです。今後も自然災害伝承碑の所在把握を進め、地域の災害・防災について周知していきたいと考えております。

<参考リンク>