2025.08.05
メディアコミュニケーション学部情報文化学科では、社会で活躍する実務家を招き、学科専門分野(情報システム、情報デザイン、国際コミュニケーション)と関連が深い業界の動向、業務・職務の具体的内容と社会的意義を学ぶための講義科目「情報文化キャリア総合」(3年生対象科目)を開講しています。
6月17日(火)の授業では「和菓子屋におけるIT活用」をテーマに、千葉県の優良企業である「なごみの米屋」(米屋株式会社)より経営企画部の武田暢央氏を講師にお迎えし、特別講義を実施しました。
同社と同学科のご縁は、文部科学省が主導する「数理・データサイエンス・AI教育強化拠点コンソーシアム関東ブロック」と、経済産業省関東経済産業局が共催する「2024年度関東ブロック産学連携交流会」(2024年12月9日(月)、東京大学本郷キャンパス工学部6号館)を通じて生まれたものです。この交流会では、企業と大学が「数理・データサイエンス・AI」をキーワードに交流を深めることを目的としています。
受講した学生たちは、IT系企業に限らずさまざまな分野の企業で、ITやデータの活用に携わる人材が求められていることを実感しました。今後は今回の講義を発展させ、希望する学生を対象に米屋株式会社成田工場の見学や、実践的なIT・データ活用に関するワークショップの開催が予定されています。