2025.07.23
佐藤秀樹 准教授
社会学部現代社会学科の佐藤秀樹准教授(専門分野:環境教育、環境社会活動、農業・農村開発協力)が、一般財団法人地球・人間環境フォーラム発行の月刊誌『グローバルネット』(2025年7月号)に寄稿しました。寄稿記事のタイトルは「環境行動は“つながり”から──行動を文化にするヒント」です。
佐藤准教授は本稿で、「脱プラ」や「エシカル消費」など環境配慮行動が注目される一方で、完璧を求める「“正しさ”のプレッシャー」がかえって行動を妨げている現状に着目。プロギングやエコカフェ、SNSでの発信など、誰もが気軽に参加できる「つながり」を通じて、行動が自然と広がる「文化」を育てていくことの重要性を提起しています。
また、単なる知識の伝達ではなく、人と人との関係性を起点とした「場づくり」が、これからの環境行動を支える鍵である、という実践的な視点を紹介しています。