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2025.07.07

こどもコミュニケーション学科が千葉県立特別支援学校流山高等学園の生徒を対象に子どもとの関わり方に関する講義を実施

メディアコミュニケーション学部こどもコミュニケーション学科の教員が、千葉県立特別支援学校流山高等学園の生徒を対象に、子どもとの関わり方に関する特別講義を行いました。

流山高等学園生活技術科では、生徒の主体的・対話的で深い学びを実現するために、地域の保育園児との交流を行っています。昨年度の取り組みでは、「子どもたちとの接し方がわからない」「話しかけるタイミングがわからない」といった課題が生徒から挙がりました。この課題の解決に向けて、同じ流山市内にある本学こどもコミュニケーション学科に依頼が寄せられ、昨年度は出張講義を実施しましたが、今年度は生徒の皆さんに実際に江戸川大学へお越しいただき学びの現場を体験していただくことになりました。

6月23日(月)に行われた講義では、村上涼教授(専門分野:乳幼児の発達・保育・子育て)が、子どもと関わる技術として、手遊び歌を紹介し、実際に曲に合わせて実践しました。大塚紫乃准教授(専門分野:発達心理学)は、「子どもと関わる7つのポイント」というテーマで講義を行い、さらに折り紙を使った教材づくりも体験していただきました。講義資料は、大塚ゼミに所属する学生7名が自身の体験を踏まえて作成したもので、具体例を交えながらわかりやすくまとめられていました。また、蛯原正貴准教授(専門分野:体育・身体教育学関連)は、こどもコミュニケーション学科で使用している絵本や紙芝居、施設などを紹介し、同学科での学びを実際に感じていただきました。

今後はこどもコミュニケーション学科の学生がボランティアとして月1回程度、流山高等学園の生徒と保育園児との交流のファシリテーターを務める予定です。

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