2025.06.23
社会学部経営社会学科の関根直樹教授(専門分野:経営学、商学)の専門ゼミナールに所属する3年生が、5月28日(水)から6月11日(水)にかけて、未契約のアーティストを売り込む「Unsigned Artist Presentation」プロジェクトを実施しました。
このプロジェクトは専門ゼミナールの授業の一環として実施されています。音楽ビジネスを学ぶ学生が音楽プロデューサーの視点に立ち、YouTubeなどで活動し、いずれの音楽レーベルとも契約していない“光る原石”ともいうべきアーティストを発掘。実際にマーケティングプランを立案し、ソニー・ミュージックエンタテインメント、トイズファクトリー、ビクターエンタテインメントなど、音楽業界の5社に対してプレゼンテーションを行うものです。
学生たちは、音楽業界のプロフェッショナルを前にプレゼンテーションをするということもあり、終始緊張感をもって、自らが見出した“光る原石”を紹介しました。
今回のプロジェクトでは、契約に至ったアーティストはいませんでしたが、各社の評価シートには、プロならではの視点による厳しくも温かいコメントが寄せられていました。学生たちは「プロの視点からの貴重なアドバイスをいただき感謝しています」と、前向きな感想を述べ、就職活動や面接を控える学生たちにとって、実践的な前哨戦となりました。
関根直樹ゼミでは、本プロジェクトを音楽ビジネスゼミの基幹プログラムの一つとして継続し、未来の音楽業界を担う人材の育成に尽力していきます。