2025.04.21
児童の作詞した替え歌を吟じる常磐津佐知太夫氏
江戸川大学情報教育研究所は京都府京都市より研究助成を受け、公益財団法人京都市芸術文化協会(伝統芸能アーカイブ&リサーチオフィス)と協働して、伝統芸能文化復元・活性化共同プログラムを実施しています。
情報教育研究所の玉田和恵所長、松尾由美准教授、重藤暁客員研究員(常磐津名:常磐津佐知太夫)は2月25日(火)、江戸川学園取手小学校の4年生全員を対象に、常磐津(三味線音楽)による授業を行いました。
常磐津佐知太夫氏が常磐津千寿太夫氏、岸澤満佐志氏とともに常磐津節を実演した後、児童は「行かんせな」を吟じ、自分たちの身近なテーマで「行かんせな」の替え歌を作詞しました。授業の最後には、希望者が前に出て、自分で作詞した替え歌を常磐津佐知太夫氏に吟じてもらいました。初めて体験する三味線音楽に児童は夢中になり、「非常に楽しかった」「これからも三味線音楽をやってみたい」と古典芸能に対して親近感を感じる感想が寄せられました。
常磐津節の実演
課題曲「行かんせな」