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2019.01.28

ニュージーランドのマッセイ大学と「学術交流協定」締結

2019 年 9 月に本学のニュージーランド海外研修は 30 周年を迎えます。1990 年の第 1 回から、マッセイ大学は研修提携校として本学の学生を受け入れてきました。

2009 年、2014 年には、現地でマッセイ大学主催の「海外研修提携 20 周年」「海外研修提携 25 周年」の記念レセプションが行われました。提携 20 周年を迎えた席で当時の Ian Warrington 副学長は、「マッセイ大学は 100 年の歴史があり、その中でも 20 年という長きにわたる江戸川大学との提携はたいへん重要な位置を占めるものです」と述べられました。また、提携 25 周年では Stuart Morriss 副学長が「提携 25 周年を迎えられたことはたいへん喜ばしいことであり、また今後ともより一層友好関係を深めていきたいと思っております」と、パートナーシップの更なる継続と強化に言及されました。

このように本学とマッセイ大学は毎年協議を重ねながら学生の研修を実施してきました。このたび 30 周年を迎えるにあたり、長年の交流実績を踏まえて、2018 年 9 月に本学小口彦太学長とマッセイ大学 Jan Thomas 学長が協定書にサインし、マッセイ大学と「学術交流協定」を結びました。これにより、本学学生の研修プログラムがより円滑に推進することが可能になると同時に、教職員の相互交流の促進が期待されます。

マッセイ大学について

ニュージーランドでも有数の酪農地帯である北島南西部一帯のマナワツ地方。その中心都市がパーマストン・ノース市です。首都ウエリントンから約 150 キロ北東に位置し、人口約 8.9 万人(全国第 7 位)の中堅都市です。パーマストン・ノースには農業、獣医の部門で有名なマッセイ大学をはじめとし、酪農・生物・食品に関する専門研究機関があり、この地は農業国ニュージーランドの農業研究センターとしての中核をなしています。マッセイ大学は 1928 年に開校されました。大学の名前は当時の首相ウイリアム・ファーガソン・マッセイ(W・F・Massey)を記念して名付けられました。ニュージーランドにおいて市民の名前が付けられた初めての大学です。農学・獣医など 5 学部を持つ総合大学として 76ha もの広大なキャンパスを有し、約 3 万人の学生が学んでいます。
オークランドキャンパス(アルバニー)とマナワツキャンパス(パーマストンノース)で 2 週間学ぶ江戸川大学の学生は、語学学習はもちろん、テレビ局や新聞社訪問などによって現地のメディア事情を学び、キャンパスに隣接したラグビー大学校(Sport & Rugby Institute)や農場の見学、市内の小学校訪問を通じてニュージーランド文化を理解するという、メディア学習や異文化体験を中心としたプログラム授業を受けています。

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