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2018.11.09

現代社会学科・斗鬼正一教授の解説記事が『NHK オンライン』に掲載

社会学部現代社会学科の斗鬼正一教授(文化人類学・民俗学コース担当)のエスカレーターに関する解説記事が『NHK オンライン』の特集「2 度目の五輪パラリンピック 聞いてほしい」に掲載されました。
特集では、「多様性と調和」を基本コンセプトとする東京オリンピック・パラリンピックを控えて、LGBT や少数民族アイヌの人々、ヘルプマークを必要とする人々などの声に注目。11 月のテーマは、エスカレーターの片側空けの問題点を伝える「みんなで止まれば、速くなる」で、エスカレーター片側空けは事故を増やし、障碍のある人々を困らせ、片側が長蛇の列になってしまうだけでなく、「速いのはあなただけ」で全体の輸送力は落ちることを指摘しています。斗鬼教授も 2020 年の東京オリンピック・パラリンピックが、片側空けの背景にある「速いことは良いこと」という「強者の論理」、「高度経済成長期型の価値観」から転換するチャンスだと指摘しています。

斗鬼正一教授

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