イベント・講座

江戸川ガールズアワード(EGA)

社会学部経営社会学科の「演習・実習」科目の取り組みとして、音楽・ファッションビジネスコースの学生たちが大型イベントを作り上げます。2010年から2018年まではファッションショーがメインの「江戸川ガールズコレクション」、2019年からはガールズバンドandソロオーディションがメインの「江戸川ガールズアワード」を開催しています。
「江戸川ガールズアワード」は女子高生たちに向けて音楽とファッションの融合を発信するイベントで、企画から運営まで学生たちが手掛けます。その核プログラムである「ガールズバンド&ソロオーディション」は、関東圏の女子高生を対象にした軽音楽コンテストです。

2021江戸川ガールズアワード

2021年11月3日(水・祝)13時30分から、第二体育館を会場に、無観客・YouTube LIVE配信で、江戸川ガールズアワード・イベントを開催しました。

第1部 2020ネクステージアーティスト「SENA」デビューライブ

「magnet(マグネット)」と「テノヒラスノードーム」の 2 曲を披露

「ここがスタートライン」との意気込みと学生や関係者への謝意を語る

2020ネクステージアーティストの SENA さんが、江戸川大学のプロデュースにより、2021年11月3日にアイビーレコードからCD「magnet(マグネット)」でメジャーデビューを果たしました。
サウンドプロデュースを担当したのは、ケツメイシなど様々なアーティストのプロデュース、作曲、作詞、編曲を手がけている YANAGIMAN氏。プロモーションを担当したのは社会学部経営社会学科音楽ビジネスコースの3年ゼミ生たち。デビュー曲の決定やCDジャケット、ミュージックビデオなどのイメージ決定に関わってきました。7月と8月には、江戸川大学構内で、ゼミ生が撮影準備を行って、レコード会社の方々と共にCDのジャケット撮影、アーティスト写真撮影、ミュージックビデオ撮影をしたほか、「Edogawa Live Studio」でSNS用のPR動画を撮影しました。
デビュー後は音楽事務所に所属して活動するSENAさん、大きく羽ばたいてください!

アイビーレコード

Instagram:Yamazaki_sena

twitter:SENA_YAMAZAKI

第2部 ガールズバンド&ソロオーディション決勝審査(ライブ)

今年度はバンド部門15組、ソロ部門3人から応募があり、厳正なる審査の結果、決勝出場者にはバンド部門3組とソロ1人が選ばれました。決勝ライブでは高校生の皆さんが素晴らしい演奏を披露してくれました。無観客ではありましたが、会場は熱気に包まれ、配信をご覧になっている方々にも届いたのではないかと思います。ご参加いただいた高校生の皆さん、本当にありがとうございました。


突発的犯行

薬袋唯里さん、柏木美玲さん、福池響子さん

2021ネクステージアーティスト

突発的犯行

相模女子大学高等部 柏木美玲/神奈川県立港北高等学校 福池響子/神奈川県立藤沢総合高等学校 薬袋唯里

オリジナル曲「無垢になるまで」
昨年出場した時はグランプリを取れなくて凄く悔しい思いをしました。今回は違う学校の友だちを誘って、ツインボーカル、ギターレスという少し珍しい構成で参加しました。3人とも学校が違うので予定を合わせるのが大変でしたし、スタジオに入って練習をする機会があまりなかったので音楽をあわせるのに苦労しました。決勝ライブでは、非日常的というか、普段生活していて絶対味わえないような体験ができて、とても楽しかったです。


樹里

新戸部文化高等学校
鶴岡樹里

オリジナル曲「夜の街」
今3年生なので、最後の大会としてこのオーディションに参加しましたが、受験など色々とやることがあったため両立が大変でした。
今回演奏した曲は、失恋をテーマにしました。別れてしまったけど、まだ好きという想いを歌にしました。弾き語りというスタイルで、自分らしさ、曲の良さをどうやったら発揮できるかを考え、作詞作曲しました。決勝ライブは自分らしく楽しんで演奏することができたと思います。


Endeavour Diva

小泉成葉さん、廣瀬美紅さん、木村萌衣さん

Endeavour Diva

東京都立小川高等学校 廣瀬美紅/小泉成葉/木村萌衣

オリジナル曲「ビーセブンス」
コロナ禍であまり大会が開催されないなかでも、多くの大会に出て自分たちの技術を上げていこうと目標に掲げて部活動を続けていました。でも、今回は引退後でしたが、3年間の集大成として参加しました。引退後なので練習時間等を合わせるのは大変でしたが、アコースティックギターで弾き語り用に作った曲をバンドの曲に編曲して応募しました。この曲は、未練があってまだ忘れられない女の子の気持ちを想像して作りました。決勝ライブでは、久しぶりに大きな舞台に立ててすごく楽しかったです。


Laughters

坂崎恵さん、東家依吹さん、宮川莉奈さん、林夢七さん

Laughters

神奈川県立市ヶ尾高等学校 坂崎 恵/東家依吹/林 夢七/宮川莉奈

オリジナル曲「残夢」
動画審査で参加できる大会があると顧問の先生に教えてもらい、参加しました。バンド名の通り笑いの絶えないバンドです。曲は、大人な恋愛をイメージして作りました。コードにあうメロディや雰囲気を作るのに苦労しました。また、耳に残るメロディにしたいとこだわったので、完成させるまで大変でした。決勝ライブは緊張しましたが、大きな失敗はなく、楽しくできたと思います。

第3部 秋の友だちコーデ対決(ファッションイベント)

決勝ライブ後からグランプリ発表までの審査に要する時間は、人気ブランドとのタイアップ企画「秋の友だちコーデ対決」と題し、ファッションコーディネイト対決を行いました。ロバート秋山さんが扮する「YOKO FUCHIGAMI」を特別審査員に迎え、音楽・ファッションビジネスコースの2年ゼミ生3チームがそれぞれ「BeAMS DOT」「Right-on」「COTORICA.」の商品を使ったコーデで対決しました。モデル出演は、レキシントン所属のインフルエンサー「メタモル!!!」「神倉ゆり」「珀希優汰」「一ノ瀬すぐる」です。

特別審査員のYOKO FUCHIGAMI氏(中央)

優勝した C チームにYOKO FUCHIGAMI氏の直筆サイン入りTシャツが贈られた

第4部 グランプリ発表&授賞式

グランプリ(ネクステージアーティスト)に「突発的犯行」が選ばれました。
※ネクステージアーティストとは、江戸川大学とプロの審査員によって選ばれる、次世代を担い世界に通用する可能性を持った高校生ガールズアーティストのことです。

グランプリに輝いた「突発的犯行」の皆さん

決勝出場者と審査員

<ゲスト審査員のコメント>

音楽プロデューサー YANAGIMAN氏

皆さんいわゆる“自分の声”で歌っていると思いますが、声質を気にしてもらいたいです。自分はどんな声で歌いたいのか、工夫するといいと思います。例えば「YOASOBIさんの声」「優里さんの声」など声を聴いたらすぐわかると思います。自分の声質(特徴)を意識してみてください。

じゅり:声質もリズムも良く安定していました。ですが、もう少し広がる感じが欲しかったです。伸び伸びと歌えるようなメロディを作るといいと思います。

突発的犯行:演奏が全員上手で、メロディも良くできていました。感情が上手にハモルことができればもっと立体的な歌詞になるかなと思います。1つの言葉に対してもう一つ深い言葉を繋げたらいいと思います。楽器はドラムとベースが相当すごかったです。レベルの高いバンドでした。

Laughters:演奏上手でしっかりしていました。ですが、全体的に奥行きが感じられなかったので奥行きを意識するともっと良くなると思います。

Endeavour Diva:ハモリも上手で演奏力高かったです。特にベースが上手でした。僕は可能性としてこのバンドの方が、ムードがあって良いと思ったんですけど、グランプリは逃してしまったのですごく残念でした。長くやっていくうちにもっといいサウンドになるんじゃないかと思います。ぜひ長く続けてほしいです。

株式会社アイビーレコード 代表取締役 酒井善貴氏

今回はレベルが高く悩みました。誰がトップになってもおかしくなかったです。特にバンドの3つのグループは全部個性が違っていました。
毎年レベルが上がっているので、来年も楽しみにしています。

じゅり:楽しい雰囲気が出てるので、もっと楽曲にトライしていけば、どんどん伸びていくだろうと思います。また、性格が歌い方等にも出ているので、伸びしろがあると思います。

突発的犯行:面白い編成で楽曲も攻めていました。今流行りの売り方をすれば売れるのではないかと思います。

Laughters:僕の好きな編成(ギター 2 本、ドラム、ベース)で、一番バンドとしては成立していました。プロデュース次第ではとても伸びる可能性を感じました。

Endeavour Diva:一番ポピュラーな感じがしました。やり方を間違えなければポップチャートで遊べるバンドであり、JPOPのフィールドでも頑張れると思います。

<学生による企画運営>

音楽ビジネスコース代表

左から高橋俊亮さん、千葉光桜さん、山林冴さん、桑山夏紀さん

プロデューサー 3年生(千葉光桜)
今年は昨年と違って、SENAさんのデビュープロジェクトと並行してEGAも同時進行で進める大変さがありました。どちらも無事成功したのでほっとしています。来年のプロデューサーを担う学生には、どちらかに偏らず、計画性をもってがんばってほしいと思います。

プロデューサー 2年生(山林冴)
このEGAを成功させるために4月からがんばってきました。毎年行われるイベントですが、私たちの代では違うことを始めてみたいと、ポスター作りなどチャレンジしました。3年生になったら、もっとパワーアップした企画を作っていきたいと思っています。自分一人で仕事を抱え込まず、皆と協力し合って、計画的に進めていきたいと思います。

ファッションビジネスコース代表

左から堀田達也さん、岡田真緒さん、藤井愛莉さん

プロデューサー 2年生(岡田真緒)
学生のうちに貴重な経験ができて良かったです。最初はなかなか意見がまとまらず大変でしたが、仲間と協力してとても良い企画になったと思います。準備段階で役割を把握し迅速に行動することや、コミュニケーションをとることも大事だと感じました。

これまでの”エドアワ”

2020

2019

これまでの”エドコレ”

2010