vol. 35 2016年12月21日

先生からの多くの教えが、自分自身の成長
「失敗を取り返そうと努力して、初めて自身の力になる」

学科での学びや経験のなかで、とくに印象に残っているものは何ですか?

大学三年次に専門ゼミの実習で行ったサンディエゴロケ。これまで内藤先生に教わったノウハウを元に準備に準備を重ね、ロケに挑んだが結果は惨敗。実際の現場では内藤先生に厳しくご指導を頂き、なんとか終える事が出来たものでしたが、自身の力不足さに非常に悔しい思いをしました。
しかし、この海外ロケは映像制作の難しさを強く痛感し、その映像の奥深さにより一層魅かれる、かけがえのない経験となりました。

内藤先生のお話や指導内容のなかで、印象に残っているものはなんですか?

相手の目線、視聴者の目線になって行動する事。内藤先生には映像の基礎基本をはじめ、多くの事を教わりましたが、何よりも人の気持ち、相手の目線に立つことの重要さを何度も厳しくご指導して頂きました。
相手の目線に立ち「ものを伝える」ということは、今後進む映像業界で映像制作に携わる際に、必ずといってもいいほど欠かせないものであると考えています。新しい環境で新たな人々と交流する上での礼儀作法にも大きく関わり、そして、同じ志を持つ仲間と強い信頼関係を結ぶ上でも非常に重要なものになってくると学ばせて頂きました。

江戸川大学で映像作品の制作を学ぶなかで、ご自身として成長できた・変化したと感じるところがあれば教えてください。

映像制作を行う上では、内藤先生ご指導の下非常に多くの知識を吸収し、そして人間として成長させて頂けたと実感しています。以前まで発言していく事に対し恐怖心があったのですが、映像制作をする上で「失敗を取り返そうと努力して、初めて自身の力になる」と内藤先生に教わりました。
それからは発言する事を躊躇している時間こそが勿体ないと考えられるようになり、以前よりも行動力を身に付けることができたと実感しています。

卒業後の目標は何ですか?

まずは新しい職場で出会う方と強い信頼関係を結べるように一つ一つに力を注いで映像制作に携わりたいと考えています。そして先輩や上司の方から少しでも多くの知識やノウハウを学び、ゴールデン帯の番組を手がける事が出来るような演出家になれるよう尽力したいと思います。

メディアコミュニケーション学部 マス・コミュニケーション学科
2017年3月卒業

K.R.さん

株式会社 ザ・ワークス

(2016年12月取材当時)