2026.06.29

村上涼 教授
メディアコミュニケーション学部こどもコミュニケーション学科の村上涼教授(専門分野:臨床発達心理学、保育の心理学)が、公益財団法人母子衛生研究会が発行する月刊『母子保健』5月号に「多胎児の母親が求める専門的支援」について寄稿しました。『母子保健』は母子保健に関わる専門機関(保健センターや産婦人科、こども家庭センター等)向けの情報誌です。毎月の特集として、妊婦や保護者を支援する専門職の関心の高いテーマを設定しています。
5月号では「多胎児の妊娠・出産・子育て」がテーマとして取り上げられ、村上教授は2024年度の多胎児の母親へのインタビュー調査をもとに、妊娠から出産後の育児に至る過程で母親が求める支援について執筆しています。
記事では、多胎児の母親を支援するときに専門職が留意したいこととして、(1)多胎児育児の特徴を理解すること(単胎児家庭向けの支援がそのまま適用できるとは限らないことの認識)、(2)多胎児の子ども同士の比較ならびに一体的な捉え方はしないこと、(3)母親にとって援助要請自体が負担となるため、自然に支えられていると感じられる関わり方が大切であること、(4)多胎児の家庭に特化した子育て支援の場を設けることを挙げています。
さらに、専門職同士の多職種連携体制の構築こそが、それぞれの支援を「点」で終わらせず、多胎児家庭への切れ目のない支援となることについて述べています。
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