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2026.06.12

江戸川大学国立公園研究所が協力 自然公園財団機関誌『國立公園』のデジタルアーカイブが公開開始

一般財団法人自然公園財団では、昭和4年から続く機関誌『國立公園』の記録について、研究・教育等での活用を目的として、2026年5月からデジタルアーカイブの順次公開を開始しました。

この雑誌の発行者だった財団法人国立公園協会の解散を契機に設立された江戸川大学国立公園研究所では、戦後に発行された『國立公園』の全号を収蔵しています。同研究所は、これらの資料をデジタル化し、自然公園財団に提供しています。

表紙画像をクリックすると自然公園財団のWebページに遷移します

今後は、5か月に1回、10年分ずつのペースで誌面の公開が進められる予定であり、対象期間にまつわる時代背景や誌面の特徴などについて、江戸川大学国立公園研究所が解説していく予定です。

第1期公開分となる1948(昭和23)年8月の復刊第1号から1957(昭和32)年12月号までについては、奥山正樹所長(社会学部現代社会学科教授、専門分野:自然共生システム)が解説を執筆し、自然公園財団のWebサイトに寄稿しました。

奥山正樹 教授

奥山所長は、1948年に復刊した『國立公園』について、戦後の国立公園制度再建と拡充の動きを伝える貴重な記録であると指摘しています。また、学者や文化人による論説、行政動向、協会報告だけでなく、観光や企業の広告も掲載されており、それらも資料としての価値が高いと述べています。

さらに、1948~1957年は、新たな国立公園や国定公園の指定、法制度の整備が進んだ時期であり、「戦後日本の自然公園の骨格はこの10年間で形作られたと言っても過言ではない」として、その歩みを知る上で重要なアーカイブであると解説しています。

なお、デジタルアーカイブでは表紙と目次のみが公開されている創刊号から1944(昭和19)年5・6月号までについては、復刻本(不二出版)が江戸川大学総合情報図書館に所蔵されており、閲覧することができます。

<参考リンク>