2026.01.27

表彰式後に行われた事例発表会にて(提供:流山防災まちづくりプロジェクト)
社会学部現代社会学科の佐藤秀樹准教授(専門:環境教育・環境社会活動・農業・農村開発協力)が、団体や行政機関と連携・協働して取り組んだ活動が、千葉県主催の「ちばコラボ大賞」において特別賞を受賞しました。
「ちばコラボ大賞」は、千葉県内で福祉・環境・子育て・まちづくりなどの分野において、団体や行政機関などが連携・協働し、地域課題の解決に取り組む事例を表彰するものです。
今回受賞したのは、流山防災まちづくりプロジェクトにおける取り組みの一つである、「ジュニア防災リーダー養成プロジェクト~未来に備える ミラソナ防災講座~」です。本プロジェクトは、佐藤准教授をはじめ、流山防災まちづくりプロジェクト、流山市市民生活部防災危機管理課、ガールスカウト地域で防災を考える会、流山市教育委員会の4団体が連携して実施しました。地域に根差した防災教育の実践と、行政・大学・市民団体・若者・子どもが関わる協働体制が高く評価されました。
流山防災まちづくりプロジェクトは、子どもたちが防災を「自分ごと」として捉え、行動につなげることを目的とした地域協働型の防災教育プロジェクトです。災害発生後の「72時間を生き抜く力」をテーマに、ハザードマップの確認や、避難生活を想定した実践的な体験を通して、防災を知識にとどめず、地域の課題として考える学びを展開してきました。
「ジュニア防災リーダー養成プロジェクト」の講座の一環として、佐藤准教授は、気候変動・環境学を専門とする立場から、小学生向けに「気候変動と防災」をテーマとした資料を作成し、発表しました。バングラデシュの子どもたちや現地NGOのビデオメッセージを活用し、日本における気候変動の現状と結びつけることで、環境・防災・国際理解を横断する学びの視点を取り入れる点が特徴です。また、「ジュニア防災リーダー養成プロジェクト」を通じて、子どもたちは「ミラクリンズ(MIRAI+CREATE)」として、避難所のキッズスペースづくりなどを題材に、防災について意見を出し合い、主体的に考える学習にも取り組みました。
■佐藤秀樹准教授のコメント
防災は、知識として教え込むものではなく、自分で気づき、考える過程を通して理解が深まっていくものだと考えています。子どもたちが地域の大人や行政と関わりながら、防災を「自分たちのこと」として捉え、考える機会を持てたことに、大きな意義を感じています。このような協働の取り組みが評価されたことを、大変うれしく思います。

流山市長を表敬訪問しました
(提供:流山防災まちづくりプロジェクト)