2025.12.03

塚原あゆ子監督
メディアコミュニケーション学部マス・コミュニケーション学科では、12月2日(火)に株式会社TBSスパークルのエグゼクティブクリエイター・塚原あゆ子監督をお迎えし、特別講演を開催しました。
塚原監督は、『グランメゾン東京』『最愛』『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』『下剋上球児』など、数々の話題作を手がけてきた、いま最も注目される映画・ドラマ監督の一人です。昨年は映画『ラストマイル』で第49回報知映画賞「監督賞」を受賞されました。
今回の講演は、報知映画賞に江戸川大学が協賛していたことや、表彰式のプレゼンターを本学の学生が務めたこと、そしてTBSスパークルで本学卒業生が活躍していることなど、さまざまなご縁が重なって実現した特別な機会でした。

テーマは、「マスコミ業界への就職と、エンターテインメントの役割。」
映像メディア業界について、その仕組みや、女性が活躍の幅を広げている今日の状況をはじめ、ご自身が採用にも携わっている視点からの就職活動に関する具体的なアドバイスまで、学生たちに寄り添ったお話が続きました。
さらに、塚原監督が考える「エンターテインメントが果たすべき役割」について語られた言葉は、温かく、そして背中を押してくれるような力強いメッセージとなり、業界を志す学生たちの胸に深く響いたようです。
質疑応答では、学生からの質問や相談の一つひとつに丁寧に回答してくださり、塚原監督の気さくで誠実なお人柄が伝わる時間となりました。100分間があっという間に感じられるほど、学生たちはその語り口に引き込まれ、プロとして第一線で活躍する方の言葉の重みとあたたかさを感じていました。
今回の貴重な講演は、映像メディア・エンターテインメント業界を志望する学生にとって、大きな励みとなりました。