年度を選択

2025.08.12

学生・教員が協働でつくる新しいアンケートのためのワークショップを開催

江戸川大学では、8月1日(金)に教務部主催による「授業と学びの未来を共創!学生・教員が協働でつくる新しいアンケートのためのワークショップ」を開催しました。

本学では、年2回「学生による授業評価アンケート」を実施しており、授業担当教員が学生の授業理解度や授業に対する姿勢を把握し、教育改善に役立てています。今回のワークショップでは、来年度から刷新が予定されている授業評価アンケートについて、学生のリアルな声と教員の視点を融合させ、教育の質のさらなる向上を目指すことを目的としました。

当日は学生26名と教員13名、職員1名が参加し、グループに分かれてディスカッションを行いました。学生は自身の学修経験をもとに、理想的な学修行動や、教員から受けたい支援・働きかけ、生成AIの活用方法などについて活発に意見を交わしました。ディスカッションの中で出てきたアイデアをもとに、来年度から実際に運用が予定されている授業評価アンケートの設問項目についても、活発な意見交換をしました。

■司会を行った松尾由美准教授のコメント
これまでも本学では、授業評価アンケートの結果を活用し、教員と学生が協力して教育の質向上に取り組んできました。今回は従来の教員から学生への一方的な質問形式ではなく、教員と学生が対話を通じて意見を交わすワークショップ形式で、学生のみなさんの意見を伺う新たな取り組みを実施しました。

初めての形式ということもあり、不安もありましたが、レポート作成などで多忙な時期にもかかわらず、多くの学生が参加し、積極的に意見交換を行ってくれました。参加した学生からは、「多様な意見が聞けて良かった」「とても話しやすい雰囲気で楽しかった」といった肯定的な感想が寄せられました。

みなさまからいただいた貴重なご意見をもとに、来年度から導入予定の新しい授業評価アンケートをさらに質の高いものへと改善していきたいと思います。