斗鬼正一名誉教授（専門分野：文化人類学、民俗学、文化史）が5月27日（火）に放送されたフジテレビ『Live News イット！』に出演しました。

斗鬼名誉教授は、大阪・関西万博会場でのエスカレーターの利用状況について、「歩く人はおらず、博覧会という非日常的な場において乗ること自体を楽しんでいる」と解説。一方で、会場最寄りの夢洲駅には、歩行を抑止する工夫を凝らした日立製の新型エスカレーターが設置されているものの、その存在があまり周知されていないことを残念と述べました。「早いことが絶対的に良いこと」とする前世紀の価値観が、エスカレーター片側空けの背景にあることを社会全体で認識し、自分ごととしてこの問題を考えることの重要性をコメントしました。

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