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2019.09.20

マスコミ学科の学生が『流山市の魅力を発見!』をテーマに動画制作

メディアコミュニケーション学部マス・コミュニケーション学科放送制作領域の 3 年生が「流山市の魅力を発見!」というテーマで 3 分程度の短編動画を 5 本制作しました。制作したのは、授業「マス・コミュニケーション演習・実習(2019 年度前期)」で森川俊生教授の指導を受けた27人の学生です。

5 チームに分かれた学生は、それぞれ『白みりん発祥の地』『うんがいい!朝市』『運河沿いの不思議カフェ』『歴史ある古民家を次世代へ』『流山おもちゃ病院』というテーマに沿って、リサーチから始まり、取材ポイントの絞り込み、取材依頼と事前打ち合わせ、ロケ準備、ロケ、編集、テロップ入れ、ナレーション原稿の作成と収録、選曲、音のミキシング作業など、番組制作工程の一つひとつを全て自身の手で行い、動画を完成させました。
2 年次までに培った撮影や編集の基礎力を発展させ、キャンパスの外に出て実際の現場で様々な体験を積むことにより、大きな学びを得ることができました。それぞれのチーム内で、プロデューサー、ディレクター、カメラマン、リポーター、音効など、役割分担をしながら協力して制作を進めることにより、共同作業の楽しさと難しさも体感しました。

『白みりん発祥の地 千葉県流山市』


制作メンバー:榎奏汰、小野寺悠梧、塩田航、菅原稜、皆川大哉、矢田部里美

■ディレクター 榎奏汰さんのコメント
私たちは「白みりん」というテーマのもと、蔵のカフェ+ギャラリー灯環(とわ)、流山市博物館、本みりん研究所の3つを取り上げました。“白みりん発祥の地”ということをわかりやすく、簡潔に、面白く伝えるにはどうすれば良いのか、とても難しく苦戦しました。また、取材させていただく中で街の人々の優しさを身にしみて感じ、番組作りはこのような方々の協力があるからこそ成り立つのだと知ることができました。これらを学生時代から経験できるのはとても貴重だと思います。

『流山市で発見!!地域の魅力と住民の想いが溢れる“うんがいい!朝市”』


制作メンバー:市塚佑人、稲葉帆香、片野誠実、佐藤麻由香、鈴木亜海、沼田和樹

■ディレクター 片野誠実さんのコメント
私は情報系の構成を考えるのが今回初めてでした。撮影では、流山市で行われている朝市を実際に訪れてミーティングをしたり、メールでやり取りをしてロケ当日を迎えました。実際のロケでは、かなり自由に撮らせていただけたのですが、戻ってから足りない素材などに気づきました。ですが朝市を運営している方と、出店している方が親切にも追撮を許してくださり、なんとか間に合わせる事が出来ました。今回の授業を通して、いつもと違う全く新しいジャンルの作品を作る事が出来ました。

『子供たちに笑顔を運ぶ“流山おもちゃ病院”』


制作メンバー:石川祐衣、竹内美穂、中里優斗、野口拓人、福山汐里

■プロデューサー 野口拓人さんのコメント
流山市の子育てに対する優しさをそのまま表現した作品にさせて頂きました。子供たちの豊かな表情に、流山市の過ごしやすさを感じました。今回ご協力いただいた関係者の皆様、ご協力ありがとうございました。

『利根運河沿い 森の中の不思議なカフェ』


制作メンバー: 黒川美澄妃、河野遥加、花村康介、平山卓実、山本咲花

■ディレクター 花村康介さんのコメント
今回取り上げさせていただいた『 Cafe ONIWA 』は、利根運河沿い林の中にある古民家をリノベーションしたカフェということで、林の中にあるというコンセプト、古民家をリノベーションしたということ、魅力的な料理、これらをどうまとめて取り上げるかが 1 番の苦労した点であり、情報番組を構成する難しさを実感しました。今回の経験を活かし、これからの映像制作に取り組みたいと思います。

『歴史ある古民家を次世代へ ~流山本町』


制作メンバー: 安藤潤哉、近澤璃子、坪井壮太、福井愛弥、安田伊吹

■ディレクター 安藤潤哉さんのコメント
古民家で本格フレンチを提供する「丁字屋」さんを取材させていただきました。店主の古水さんに密着して「丁字屋」さんの 1 日を目の当たりにしながら取材し、撮影を行いました。企画の枠組みの中で何をピックアップして撮影するのか、編集段階では、どれだけ現場のリアル感を見せることができるのかなど、多くの課題がありましたが、同じ班のメンバーに助けられました。この動画を見てくださった方々には「丁字屋」さんと「古き良き日本」に興味を持っていただければ幸いです。

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