体験レポート

私は今回のニュージーランド研修を通してたくさんのものを得ることができました。旅行で一度アメリカには行ったことがありましたが、今回初めてニュージーランドでホームステイをして、日本とは違う文化を体験して多くのことに驚かされました。
まず、私がこの研修に参加した理由は、私はもともと英語が不得意だったのでこの研修に参加することで、日常会話が英語になれば少しは英語が理解できると思ったからです。
研修に参加するにあたって、ホストファミリーはどんな人たちか、現地の気候や異文化に耐えられるかなど不安がたくさんありました。

現地に着いたときに私が初めに思ったことは「とても寒い」ということです。思ったよりも気温が低かったため、コートやジャンパーを手荷物として持っていたほうがいいと思いました。マッセイ大学に着いてオリエンテーションを終えた後、ホストファミリーと初めて会いました。私は最初とても緊張して、自分から話すことができませんでした。しかし、ホストファミリーは私に簡単な英語でたくさん質問をしてくれました。そのおかげで、私は少しずつホストファミリーと日常会話ができるようになりました。私のホストファミリーはインドネシア人で、普段はインドネシア語を使っていました。しかし、私と話すときはゆっくりと英語で話してくれたので聞き取りやすかったです。また、それでも私がわからない場合は、YesかNoで答えられる疑問文に変えて質問してくれたのでとてもわかりやすく、私の不安はすぐに消えました。大学の授業も最初はついていけるか心配でしたが、学生同士で英語のコミュニケーションをとる授業が多く、わからないときは先生が優しく教えてくれたので、すごく楽しかったです。午後からはEnrichmentといった2 クラス合同の授業や体育館でバドミントンなどをしました。
大学が終わったら、家に帰ってホストファミリーと過ごしました。最初は洗濯が1 週間に1回しかないことや、節水を心がけるといった文化や習慣の違いに戸惑いましたが、生活をするにつれて慣れていきました。そして、ホストファミリーと日常会話を重ねることで、文化の違いを知り、英語力も鍛えられる良い機会になりました。食事は私のところではインドネシア料理が多く、日本ではあまり食べない料理でしたが、とても美味しくて貴重な体験になりました。

休日はホストファミリーが観光名所に連れていってくれたり、一緒にニュージーランド研修に参加している友達と観光したりしました。休日は特に英語を使うことが多く、正直疲れましたが、それと同時にホストファミリーと話すたびに自分の語彙力が上がっていることを実感し、とても嬉しかったです。ニュージーランドは綺麗な景色が見られる場所が多く、私のホストファミリーはそういったところに積極的に連れていってくれました。特に、私は夜のオークランド・シティが綺麗で気に入りました。ニュージーランドに行ったら、ぜひ見てほしいです。毎日が新しい発見ばかりで充実していたこの2週間は、私にとってあっという間でした。帰りの飛行機の出発前日、ホストファミリーは私にプレゼントと一緒に撮った写真を贈ってくれました。私はそれを受け取った時、感謝と寂しさで胸がいっぱいになりました。来た時には考えられないくらいニュージーランドが好きになり、また戻って来たいと思いました。そして、一緒にニュージーランド研修に参加したメンバーも最初は顔も名前も知らない人がほとんどだったけれど、この研修を経て仲良くなり、「このメンバーでよかった」と思えるほどの仲間になりました。マッセイ大学の人たちもすごく優しい人たちで、私たちの研修を支えてくれました。そのおかげで、私はこの研修で多くのものを得られました。英語での日常会話やイギリス英語とアメリカ英語の違い、日本とは違う文化など数え切れないくらいの経験をし、知識を学びました。ここで得た経験や知識を忘れず生かすためにも、私は日本でもっと英語を勉強しようと思いました。