海外研修
語学研修(欧米)

体験レポート

語学研修に参加して

社会学部人間心理学科 K.R.さん

結団式で、学長があいさつの中で、「自分の英語が伝わらない悔しさを体験してきてほしい」と言っていた。それを聞いたとき、私は、何を言っているのかさっぱり分からなかった。しかし、現地に行き、その悔しさを痛感した。このレポートでは、悔しかったことや私の経験を書こうと思う。

リスニングについて
まず私が感じたのは、聞き取れない悔しさだった。会話をするにも、まず相手が話していることを聞き取り、理解しなければ始まらない。自分の言いたいことが、英語で伝えられないということは覚悟していたが、聞き取れないということは予想外だった。現地の空港に着いた後、ホストマザーが車で迎えに来てくれた。家に着くまでの間、場所についての説明など、何か話しかけてくれていた。しかし、私は、ほとんど何を言っているのか聞き取ることができず、会話ができなかった。マザーの話に反応することができず、とても申しなけなくて、家に着くまでの時間がとても長く感じた。

スピーキングについて
ホストマザーと話をする中で、私は「talking」と伝えようとしたことがあった。しかし、マザーには「cooking」と伝わってしまった。この二つの単語は、あまり似ているとは言えない。しかし、私の発音ではそのように聞こえたようで、わたしはこのとき、初めて「自分の英語が伝わらない悔しさ」を体感した。

現地の学校での授業について
ハワイ大学マノア校でのナイスプログラムでは、日本から来た他大の人と一緒に授業を受ける。テストを受け、クラスが分けられる。私のクラスの先生は、とても優しく、難しい単語は、分かりやすく簡単な単語に代えて説明してくれた。また、わからないことを質問すると、丁寧に答えてくれた。授業では、事前説明でも言われたように、正しいことを話すことよりも、いかに率先して話すことができるかが大事だと感じた。私自身、普段はあまり前に出ることが得意ではないが、今回の研修では、積極的に発言することを心掛けた。それを評価にも繋げることができた。

思ったこと
「英語を話す」となったときに、多くの人は、文法を重要視するだろう。私自身もこの研修に行くまではそうだった。しかし、実際に研修に行って、相手の話を聞き取るためにも、会話をするためにも、最も必要になるのは、ボキャブラリーであると私は思う。文法が完璧でなくても、単語が拾えて、その意味さえ分かれば、もっと会話ができたかもしれない。私は、あまり十分とは言えない単語力で研修に行ってしまった。今考えると、行く前にもう少し英単語を勉強してから行けばよかったと後悔している。そのため、海外研修に行く人にアドバイスするとすれば、単語を勉強することを勧めたい。

最後に
I had a lot of good experiences through this program.
It is a chance to change yourself. Thanks to the cooperation of many people, I was able to study English. Thank you, my host mother, my teachers, and this program.
I will study English more, and I want to speak English fluently. Someday, I want to go to Hawaii again. Thank you for reading.