イベント・講座

駒木祭

メディアコミュニケーション学部マス・コミュニケーション学科主催


渡辺 周氏 講演会『ワセダクロニクルの挑戦』
~日本に調査報道メディアは根付くのか~



日時:11 月 3 日(金・祝)午前 10 時 30 分~ 12 時
場所: B 503 教室 入場無料、申込み不要
講演者:ワセダクロニクル編集長 渡辺 周氏
聞き手:マス・コミュニケーション学科 隈本 邦彦教授


大学を拠点にした我が国初の調査報道専門 NPO 「ワセダクロニクル」。
既存のメディアが取り上げない、また取り上げることができない重要問題を、足で稼いだ調査報道で世に問う新しいネットメディアだ。すでに、 製薬企業のカネの力で、 薬の良さを強調する記事が配信されていた「買われた記事」シリーズで成果をあげつつあるが、 読者の寄付金のみで運営するというビジネスモデルが、 欧米に比べ寄付文化が希薄とされる日本で根付くのか、 その点についても大きな注目を集めている。8 月 29 日には、 FCCJ (日本外国特派員協会)から「報道の自由推進賞」を受賞。
2017 年 2 月のスタートから激動の 9 ヶ月について、 渡辺編集長自身に語ってもらう。


1974年神奈川県生まれ。大阪府立生野高校、早稲田大学政治経済学部を卒業後 日本テレビに入社。 2000 年から朝日新聞記者。特別報道部などで調査報道を担当。高野山真言宗の資金運用や製薬会社の医師への資金提供の実態などを報じたほか、原発事故後の長期連載「プロメテウスの罠」取材チームの主要メンバーとして、高レベル核廃棄物のテーマにした 「地底をねらえ」などを執筆した。 2016 年 3 月に退社。
「 ワセダクロニクル」の取材・報道の総責任者(編集長)となった。 趣味はマラソンで、 普段は100kg超の体重があるが、 フルマラソンでは 92kg まで落とし、4 時間 20 分台で完走する。

渡辺 周氏