海外研修
語学研修(オセアニア)

体験レポート

オーストラリアの思い出

社会学部経営社会学科 K.S.さん

2019年8月30日から9月29日までの約1か月間、オーストラリアのゴールドコーストにあるボンド大学にて、江戸川大学生8人で語学研修に参加しました。ボンド大学は、オーストラリア初の私立大学です。私が語学研修に参加した理由は、シンプルに英語を話せるようになりたいと思ったためと、海外に行くことにより何か得られるものがありそうだという漠然とした考えがあったからです。海外に行くことに対して不安は特になく、何とかなると思っていました。出発の日を迎えたときも、心の中は楽しみしかありませんでした。飛行機での9時間は長いようであっという間に過ぎ、オーストラリアに到着しました。

オーストラリアに到着後そのままボンド大学へ向かい、大学を少し回った後、すぐホームステイ先のマザーがみんなのことを迎えに来て、流れるようなテンポで海外生活がスタートしました。ホストファミリーの家に着くと、家族紹介から、ハウスルールを説明されました。母、父、姉、姉、弟の5人家族。ハウスルールは、シャワーは午後8時30分までの5分間だけ、洗濯は週一、といかに効率よくその時間を使うか考えさせられるルールでした。それから2日間ホストファミリーとビーチに行ったり、ショッピングモールに行ったりし、英語しか通じないなかで、わからない単語を言われたら調べて言葉にするの繰り返しで、何とか過ごすことができました。

週明けの月曜日から授業がスタートしました。毎日午前中は英語の授業で、13時に終了した後は自由時間。みんなとジムでトレーニングをしたり、ビーチバレーをしたり、ショッピングモールで買い物をしたり、観光地やビーチに行ったりしました。土日は、みんなで遊園地に行ったり、動物園でコアラやカンガルーと触れ合い、とても充実した1ヶ月を過ごしました。時間が経つにつれ、分からない単語が出てきても何となく相手が何を言っているのかが理解できるようにもなり、英語での生活も全く苦に感じませんでした。毎日いろんな場所に行きいろんな人と会話したおかげで、日本との違いにもたくさん触れることができたくさんの学びを得ました。

日本との違いで、最初に感じたのは、食生活が全く違うということです。日本は、お米を主食に生活をしていますが、オーストラリアはチップス(フライドポテト)やラフライドチキンなどの揚げ物系が主に食べられていました。ゴールドコーストは冬でも気温が高く、ビーチに行けばサーフィンをしている人がたくさんいるくらいでした。雨も全く降らず日差しはかなり強い。日本との違いで特に良いと思ったのは、オーストラリア人の性格です。オーストラリアの人はみんなとても明るく、人目を気にしたりもせずとてもオープンな性格をしていて、毎日すごく楽しそうに過ごしていました。授業中も、無音な時間が嫌いで、常に先生の好きな曲だったり、学生にリクエストされた曲を流してくれて、硬い雰囲気が一切なく、授業もゲーム形式になっていたりとても明るく楽しい時間を過ごせました。

私はもともと自分に自信があまりなく、写真に撮られるのもあまり好きではなかったけど、これらの違いに触れ、たくさんの人と話していくうちに、性格も明るくなり、写真を撮られることへの抵抗がなくなりました。自分に自信を持てるようにもなり、毎日がより楽しく感じられるようになりました。オーストラリアでの1ヶ月は、英語だけではなく様々な学びを得ることができ、私の人生の中でとても大切な宝物になりました。