vol. 152 2021年2月15日

幅広い知識が身につく!

学校生活の中で最も成長したのは?

私は情報文化学科での生活を通じ、高校時よりも自発的に行動を起こせるようになったと感じています。学業の面では様々な資格に挑戦するようになり、趣味・学業の一環として、かねてから挑戦してみたいと考えていたゲームの開発を行うようになりました。
オープンキャンパスや駒木祭といった公的な場で、学生が考えた展示・発表などを積極的に採用していくような江戸川大学、そして情報文化学科の自由な学風が、私の積極性を育て、成長につなげてくれたと考えています。

学びの中で特に印象に残っているものは?

1年次と2年次に行われたアカデミックスキル演習では、パソコンの基本的な概念や操作、ワード・エクセル・パワーポイントなど、社会人となった際に必須のスキルを幅広く習得することができ、入学時にはパソコンへの理解度があまり高くなかった学生でも、十分に使いこなせるまでに成長できました。

私個人としては、2年次に行われたコンピュータグラフィックスの講義が特に印象に残っています。この講義では、3DCGに関する歴史・概念・制作方法などを中心に学ぶことができ。3Dプリンターなどの普段使用することが出来ない機材を実際に稼働させることもできました。この講義にて学んだ3DCGの技術は、現在の私の趣味であり、研究のメインテーマでもあるゲーム制作を始めるきっかけになった講義で、3年次に選択可能な専門ゼミナール、卒業に必要な4年次の卒業制作に生かされており、非常に有意義な講義となっていました。

就職活動の際の「強み」になったものは?

情報文化学科では、基本的に3つのコースを選択し、それに合った講義を受けるという形を取っていますが、選択したコースによって受講に制限がかかるような制度はないので、自分の将来に向けたカリキュラムを設定することが出来ます。このことによって、私の得意な3DCGなどに知識が限定されず、幅広い分野に目を向けることが可能でした。自分の専門分野だけでなく、IT技術全般に対して一定の知識を持っていたことは、実際に就職活動をする中では大きく役立つことになりました。

就職活動で特に役立ったものは?

私は、情報文化学科に入学した当初から、将来的にはIT企業に就職することになるだろうと考えていました。
そのため就職活動が本格化する前に、資格や免許を出来る限り取得しようと考えていました。
1年次に開講された情報文化基礎では、ITパスポートの取得を目標に据えた授業が行われ、早い段階での取得することが出来ました。
3年次にはITパスポートの上位資格である基本情報技術者試験へ向けた講義も開講されました。私は残念ながら合格には至りませんでしたが、資格取得には手厚いサポートがあったように感じます。

先生からの指導の中で特に支えになったものは?

私は就職活動を2019年12月から開始しました。趣味・学業でゲーム制作を行っていたこともあり、ゲームの開発を行っている企業を第一希望として挙げていました。選考に進むにあたり、実際に制作したものをまとめる「ポートフォリオ」というものが必要とされました。今までの情報文化学科では「ポートフォリオ」の制作は積極的に行われていませんでした。私が手探りで「ポートフォリオ」を制作する中で、担当教授から客観的な視点で様々な意見を頂くことが出来ました。特に作品の見せ方に関しては多くの試行錯誤を繰り返し、試作品数は20個以上を数えました。その他の書類に関しても、履歴書・エントリーシート・小論文など、様々な提出書類に対して校正・指摘をしていただきました。昨今のコロナ禍の影響で就職活動が思うようにいかない中、気兼ねなく相談できるような体制を作って頂けていたので、心の強い支えとなりました。

今後の目標は?

私は就職先を選ぶ中で、ソフトウェアを開発できるしっかりとした環境がある企業を選ぶようにしていました。将来的には日本、そして世界を牽引し、国や人種を問わず人々の生活を豊かにするようなソフトウェアを開発していきたいと考えています。
また、様々な選択肢があった中で、自分自身で選んだ道であり、これからも一生をかけて歩んでいく道でありますから、一縷の後悔も無いように、目標に向かって邁進していきたいと考えています。

メディアコミュニケーション学部 情報文化学科 4年

I.Y.さん

トッパン・フォームズ・オペレーション株式会社内定

(2021年1月取材)