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2026.07.28

情報文化学科が酒井和行先生を招きクリエイティブ特別講義を実施

メディアコミュニケーション学部情報文化学科では、将来、Webデザイナーやグラフィックデザイナー、UI/UXデザイナー、映像クリエイターなどのクリエイティブ職を目指す学生が実践的なデザインの考え方や観察力を身につけることを目的として、クリエイティブ特別講義を実施しています。

7月3日(金)には、NHKで教育番組や美術・アニメーション番組の企画・制作に携わり、江戸川大学メディアコミュニケーション学部情報文化学科の教授・学科長を歴任された酒井和行先生を講師に迎え、「デザインを見る力」と「フィールド観察の方法」の2つのテーマで特別講義を実施しました。

酒井和行 先生

第1回「デザインを見る力」では、「良い・悪い」という感覚的な評価ではなく、デザインを構造的に捉え、言葉で説明する力を身につけることを目的に、デザインとは何か、アートとの違い、UX(ユーザー体験)とビジュアルデザインの違い、コンセプトと表現の関係について学びました。講義の後半では、ポスターやWebサイト、アプリ画面を題材に分析を行い、デザインを論理的に読み解く視点を養いました。

続く第2回「フィールド観察の方法」では、美術館や展覧会を訪れる際の観察のポイントについて講義が行われました。作品そのものだけではなく、展示の導線や照明、余白、解説パネルの配置、空間デザイン、広報デザインなど、展示全体を一つのデザインとして読み解く視点が紹介されました。また、本講義を踏まえ、学生は各自で美術館や展覧会を訪れ、学んだ視点をもとにレポートを作成する課題に取り組みました。

講義後のアンケートでは、「デザインと社会背景がつながっていることが分かり、さらに興味を持った」「デザインの歴史を知ることで現在のデザインへの理解が深まった」「ポスターや身近な製品にも意図があることを実感した」といった感想が寄せられました。また、美術館見学に関する講義では、「作品だけでなく建物や展示空間にも注目して鑑賞したい」「これまで美術館は敷居が高いと感じていたが、実際に訪れてみたいと思った」「展示を見る視点が変わった」といった感想が多く見られ、学生たちがデザインを多角的に捉える視点を身につけるきっかけとなりました。

今回の特別講義では、放送・教育・芸術の分野で長年活躍されてきた酒井先生の豊富な経験をもとに、デザインを「つくる」だけでなく、「観察し、分析し、言語化する」ことの重要性が伝えられました。学生たちは、デザインの背景にある考え方や意図を読み解く視点を学び、今後の作品制作や企画立案に生かすための貴重な学びを得る良い機会となりました。