2026.06.01

社会学部現代社会学科の奥山正樹教授(専門分野:自然共生システム)の専門ゼミナールに所属する3年生7名が、5月24日(日)に、東京都江戸川区の都立葛西海浜公園で行われた「テグス拾い活動」に参加しました。
テグスとは釣り糸のことです。現在はナイロンやフロロカーボンなどの強靭で分解しにくい化学繊維で作られているため、捨てられたり岩や枝にかかったまま放置されたりすると、野鳥が絡まってしまい、多くが死に至る被害を受けています。その被害状況を把握し、犠牲になる鳥たちを減らすため、全国一斉テグス拾いが毎年行われています。この行事は、公益財団法人日本鳥類保護連盟の本部が主催し、毎年、愛鳥週間(5月10日から5月16日)に合わせて開催されているものです。
総勢33名が参加した当日の活動では、葛西海浜公園と葛西臨海公園にまたがるエリアにおいて、テグスに加えて、海岸に投棄されたり漂着したりしたペットボトルや空き缶など、さまざまなゴミの回収も行いました。これらの多くは海洋プラスティックごみとして、国際的にも大きな問題になっています。江戸川の流域で生活している学生たちが、その河口部にあたる海岸で、このように環境問題を学び、当事者意識を持って取り組むことは非常に重要です。
参加した学生たちは「全員で回収したテグスは約7kmもの長さになると聞いて驚いた」「プラスティックのゴミは拾うとすぐに崩れてしまうものが多く、マイクロプラスティックが発生する理由を実感した」「ピクニックや干潟遊びをする人たちで賑わう公園が、環境保全の場としても重要だとわかった」などの声が聞かれ、事後のグループ討議やレポート作成に取り組んでいます。


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