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2025.11.10

現代社会学科・川瀬由高准教授がEast Asian Anthropological Associationで口頭発表

発表を行う川瀬由高准教授

社会学部現代社会学科の川瀬由高准教授(専門分野:文化人類学)が、11月1日(土)に中国・浙江大学で開催されたEast Asian Anthropological Association(EAAA)において、新潟県と中国・南京の祭りに関する口頭発表を行いました。

川瀬准教授は「Communitas of Fireworks in Japan and China: Festival as Connection and Pilgrimage」と題して、新潟県小千谷市の片貝まつりに関するフィールドワークの成果を紹介しました。

考察では、中国南京市の祭祀芸能「小馬灯」との比較を通して、日本では「つながりとしての祭り」が見られる一方、中国では「巡礼としての祭り」が見られると指摘し、花火を切り口とした社会構造の比較分析の可能性について論じました。