2025.05.19
中西哲 教授
社会学部経営社会学科の中西哲教授が、5月13日(水)に高千穂大学にて開講されている公開講座「総合科目(春)」で第6回の講義を担当しました。
この講座は、在学生のみならず一般の聴講者にも開かれており、学際的なトピックスを通じて現代社会を多面的に捉えることを目的としています。2025年度春期は、今の社会環境下における企業経営の諸課題やキャリア形成などについて、リレー形式で全15回の講義が行われます。
中西教授は高千穂大学の求めに応じて「サステナビリティ経営と資本市場」と題した講義を行いました。講義では、近年の企業経営が、単なる自社利益の追求から、社会的価値と経済的価値を同時に実現する「サステナビリティ経営」へと国際的に大きく転換しつつある現状について解説しました。さらに、機関投資家や銀行が、こうしたサステナビリティ経営を実践する企業への資金供給を積極化させている実態にも触れ、資本市場が企業の経営姿勢の変化を後押しするメカニズムについても詳しく説明しました。
■中西哲教授のコメント
このたびの機会をいただいた高千穂大学の皆様に感謝申し上げます。他大学の学生や一般の受講者の方々からの質問やリアクションから発見することがあります。それを江戸川大学での普段の講義に生かしていきたいと思います。